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 農業生物資源研究所メールマガジン 69号 平成25年2月28日 

□■目次■□
 
<プレスリリース>
1) トビイロウンカの遺伝地図の作製に成功-イネ害虫で世界初、イネへの被害拡大をもたらす原因遺伝子の特定が加速化-
2) 病害抵抗性作物創製の新技術の開発 -2つの蛋白質の同時導入で「科」の壁を越えて作物に抵抗性を付与-
 
<研究成果の紹介>
3) おコメの数を増やす遺伝子TAWAWA1 を発見 -PNASに掲載、2012年12月26日に東京大学で発表-
 
<イベント・行事案内>
4) 公開シンポジウム 次代の技術を担う「昆虫力」
5) 平成25年度一般公開
 

<プレスリリース>
1) トビイロウンカの遺伝地図の作製に成功-イネ害虫で世界初、イネへの被害拡大をもたらす原因遺伝子の特定が加速化-
 (平成25年2月28日発表)
  • イネの主要な害虫であるトビイロウンカの遺伝地図を作製しました。
  • 今回の成果により、農業害虫であるウンカ類の殺虫剤抵抗性に関わる遺伝子や、ウンカ類抵抗性を持つイネ品種の抵抗性を打ち破る働きを持つ遺伝子 の特定が加速化されると期待されます。
  • それによって、害虫への効果が持続する殺虫剤の開発や、害虫抵抗性を持つ品種の作出が期待されます。
□ 詳しくはホームページをご覧下さい。 http://www.naro.affrc.go.jp/archive/nias/press/20130228/
2) 病害抵抗性作物創製の新技術の開発 -2つの蛋白質の同時導入で「科」の壁を越えて作物に抵抗性を付与-
 (平成25年2月19日発表、2月21日解禁)
  • 病原体の攻撃を認識し、防御応答に関与する植物の異なる2つの蛋白質を導入して複数の病害に抵抗性の作物を開発
  • 2つの蛋白質の同時導入で複数の植物種に抵抗性を付与
  • 病害抵抗性作物の開発に新たな知見を提供
  • 環境にやさしい病害防除剤の開発へ貢献
□ 詳しくはホームページをご覧下さい。 http://www.naro.affrc.go.jp/archive/nias/press/20130219/
<研究成果の紹介>
3) おコメの数を増やす遺伝子TAWAWA1 を発見 -PNASに掲載、2012年12月26日に東京大学で発表-

 生物研ゲノムリソースユニットは、東京大学大学院農学生命科学研究科の経塚淳子准教授らを中心とする研究グループの一員として、作物の収量増につながる新規遺伝子TAWAWA1 (TAW1)をイネから発見しました。

□ 詳しくはホームページをご覧下さい。 http://www.naro.affrc.go.jp/archive/nias/press/20130117/
<イベント・行事案内>
4) 公開シンポジウム 次代の技術を担う「昆虫力」 -昆虫科学が迫る昆虫の感覚・脳・行動のしくみとその応用-

講師 東京大学 先端科学技術研究センター 神崎 亮平 教授

■ 開催日時:平成25年3月18日(月曜日) 15:30〜16:30
■ 場所:つくば農林ホール (つくば市観音台2-1-9 農林水産技術会議事務局 筑波事務所)
■ 主催:一般社団法人 日本蚕糸学会
  共催:生物研
■ 入場料: 無料 事前申込み不要
□ 詳しくはホームページをご覧下さい。 http://www.naro.affrc.go.jp/archive/nias/ssss/index.html
5) 平成25年度 一般公開

 平成25年度の生物研一般公開について、ポスターを掲載しました。今年も「きて!みて!ふれて!生命科学の不思議」と題し、さまざまな企画を準 備しています。情報は随時更新します。ご期待下さい。

■ 開催日時:平成25年4月19日(金曜日)・20日(土曜日) 10:00〜16:00
■ 場所:生物研 本部地区(つくば市観音台2-1-2)・大わし地区(つくば市大わし1-2)
■ 入場料: 無料
□ 詳しくはホームページをご覧下さい。 http://www.naro.affrc.go.jp/archive/nias/openhouse2013/

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ホームページ: http://www.naro.affrc.go.jp/archive/nias/