生物研ニュースNo.44
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受賞・表彰
平成23年度「NIAS賞」

 生物研は、若手研究職員を対象とする「NIAS研究奨励賞」と、研究職員以外を対象とする「NIAS創意工夫賞」を設け、表彰を行っています。平成23年度は次の職員が受賞し、平成24年1月10日に受賞式が行われました。

NIAS賞受賞者 写真
5名の受賞者
左から、野堀技能職員、宇賀主任研究員、(石毛理事長)、三橋室長、
井波統括作業長、三澤技能職員

NIAS研究奨励賞

受賞タイトル:イネの根系形態に関与する遺伝子の同定とその育種的利用
受賞者:宇賀 優作 主任研究員
    (農業生物先端ゲノム研究センター イネゲノム育種研究ユニット)

イネの深根性に関与する遺伝子を特定してその機能解析を行い、さらに特定した遺伝子を用いて干ばつ耐性が向上したイネ品種候補を作出したことが評価されました。

NIAS創意工夫賞

受賞タイトル:マメ類の脱粒器の考案
受賞者:野堀 隆弘 技能職員 (技術支援室)

従来は市販の脱穀機を使用していたマメ類の脱粒作業について、種子を傷つけることなく脱粒できる専用の装置を開発したことが評価されました。

NIAS創意工夫賞

受賞タイトル:桑葉育における蚕架上蔟法の改良
受賞者:井波 勇二 統括作業長、三澤 利彦 技能職員 (技術支援室)

近年必要となった1品種数万頭レベルのカイコ飼育に対応するため、カイコの習性に着目し、養蚕で最も労働過重の高い上蔟作業を省力化する方法を考案したことが評価されました。

NIAS創意工夫賞

受賞タイトル:所内情報共有ネットワークシステムを活用した人事評価
  手続きの自動化及び評価結果情報のデータベース化
受賞者:三橋 初仁 室長 (情報管理室)

人事評価制度の本格実施にあたり、オリジナルの人事評価業務の手続きシステムを考案・構築し、業務の効率化等に寄与したことが評価されました。

[広報室]
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