生物研ニュースNo.45
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会議報告
NIAS低温生物工学国際セミナー

生物を低温や乾燥から守る分子を知り、長期保存への
活用を図る

 平成24年5月31日(木曜日)・6月1日(金曜日)の2日間、茨城県つくば市のつくば国際会議場で「NIAS 低温生物工学国際セミナー」が開催されました。

 生物は、低温や乾燥などに晒された時、これらのストレスから生体を守るために機能を発揮する、一群のタンパク質やペプチドなどの分子を持っています。本セミナーでは、これらの分子について研究する、物理化学、生化学、分子遺伝学など幅広い分野の研究者が一堂に会し、最新の研究成果を発表しました。また、これらの分子の機能を模倣して、生体成分や細胞を、その機能を保ちながら冷凍・乾燥して長期保存する技術の開発についても議論しました。

講演者と参加者 写真
招待講演者と参加者たち

[遺伝子組換え研究センター 昆虫機能研究開発ユニット 黄川田 隆洋]

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