生物研ニュースNo.46
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会議報告
第51回ガンマーフィールドシンポジウム「変異体解析による作物の形態に関与する遺伝子の解明」

作物の形を変え、品種改良につなげる

質疑 写真
講演後の質疑の様子
見学会 写真
ガンマーフィールド見学会の様子

 生物研の放射線育種場(茨城県常陸大宮市)では、野外型放射線照射施設「ガンマーフィールド」や屋内型照射施設「ガンマールーム」を用いて、突然変異を利用した品種改良を行っています。放射線育種場では例年、関連分野のシンポジウムを開催しており、第51回となる今年のシンポジウムは「変異体解析による作物の形態に関与する遺伝子の解明」と題して、平成24年7月11日(水曜日)に茨城県水戸市の三の丸ホテルで開催されました。シンポジウムでは名古屋大の北野教授によるイネの穂型についての特別講演、及び7つの一般講演が行われ、生物研からは上級研究員の小松田隆夫がイネ科植物の閉花性(自家受粉に関わる農業上重要な性質)について講演しました。また前日の7月10日には、ガンマーフィールドとガンマールームの見学会が行われました。

[遺伝資源センター 放射線育種場 西村 宜之]

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