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プレスリリース   参考資料   隔離ほ場の位置   よくある質問について

Q1:収穫したコメの使い道は?
A:  経口摂取した際の安全性を確認するために、実験動物等を対象とした試験に用います。
 
Q2:刈り取って脱穀した後の植物体はどうなるのか?
A:  刈り取った地上部はカッターなどで細断し、隔離ほ場に残った株とともに鋤込み等により隔離ほ場内で不活性化します。
 
Q3:周囲で栽培しているイネと交雑する可能性は?
A:1)  第1種使用規程承認組換え作物栽培実験指針に基づき、周囲の栽培イネから30m以上離しています。現状では、本組換えイネの栽培区画のうち作物研究所高機能隔離ほ場は、研究所外の最も近いほ場から約750m離れており、また、研究所内で試験栽培されている最も近いイネから約350m 離れています。生物研隔離ほ場での栽培区画は、研究所外の最も近いほ場から約750m離れており、研究所内で試験栽培されている最も近いイネ(結実前に収穫予定)から約30m離れています。
  2)  さらに、研究所と外部との境界近くにもち米(はくちょうもち)の株を植えたポットを配置し、交雑の有無を確認します。昨年は、農業生物資源研究所の隔離ほ場で栽培試験を行い、同様の方法で4万粒以上のもち米を1粒ずつ調べましたが、交雑は認められませんでした。

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