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お知らせ
平成19年7月12日
独立行政法人 農業生物資源研究所

イネの安定多収に必要なケイ酸の輸送を司る
新規遺伝子の同定に成功


  岡山大学資源生物科学研究所・馬教授のグループは、農業生物資源研究所などとの共同研究で、世界ではじめてイネのケイ酸吸収を司る新規遺伝子を同定し、ケイ素を効率よく吸収するイネの仕組みの解明に成功しました。(→発表の概要と詳細)
  この成果は7月12日(木)に英科学誌「ネイチャー」電子版に発表され、世界に向けてインターネットで配信されました。(→日本語要約)


Nature 448, 209-212 (12 July 2007) | doi:10.1038/nature05964; Received 6 November 2006; Accepted 31 May 2007 細胞:イネのケイ素外向き輸送体. (Title in English; An efflux transporter of silicon in rice).Jian Feng Ma, Naoki Yamaji, Namiki Mitani, Kazunori Tamai, Saeko Konishi, Toru Fujiwara, Maki Katsuhara & Masahiro Yano


主な共同研究者:
馬 建鋒 岡山大学 資源生物科学研究所・教授(代表)
山地 直樹 岡山大学 資源生物科学研究所・助教(馬グループ)
三谷 奈見季 岡山大学大学院 博士後期課程・院生(馬グループ)
玉井 一規 岡山大学大学院 博士後期課程・院生(馬グループ)
小西 左江子 農林水産先端技術研究所・研究員
藤原 徹 東京大学 生物生産工学研究センター
且原 真木 岡山大学 資源生物科学研究所・准教授
矢野 昌裕 独立行政法人 農業生物資源研究所・QTLゲノム育種研究センター長

研究助成:

農林水産省委託プロジェクト「イネゲノムの重要形質関連遺伝子の機能解明」(馬 建鋒)
日本学術振興会 科学研究費補助金(馬 建鋒)
文部科学省 特定研究 科学研究費補助金(馬 建鋒)


発表者ならびに問い合わせ先:
〒710-0046 倉敷市中央2丁目20−1 岡山大学 資源生物科学研究所 馬 建鋒
電話:086−434−1209、ファクス:086−434−1209
電子メール:maj@rib.okayama-u.ac.jp


【掲載新聞】7月12日(木):毎日新聞、日経産業新聞、山陽新聞


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