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用語説明
名古屋コーチン
正式な品種名は「名古屋種」。名古屋コーチンは明治初期に愛知県在来の地鶏と中国から輸入された「バフコ−チン」を交配して作出され、明治38年に日本最初の実用鶏として公認されました。現在、名古屋コーチンは、愛知県農業総合試験場で改良・開発され、愛知県畜産総合センター種鶏場から種鶏が供給されています。
ゲノム、ゲノム研究
ゲノムとは、一つの生物体に関する遺伝情報の総体で、一つの細胞に1セットずつ含まれ、染色体に含まれるDNAの配列で表されています。1セットのゲノム情報で生物体の活動が維持されることから、ゲノムは生命の設計図とも呼ばれています。
DNAマーカー
染色体を構成する膨大な量の塩基配列の中から特定の遺伝子を探し出す際、目印となる特徴的なDNA配列のこと。
マイクロサテライトマーカー
DNAマーカーの一つ。ゲノム中には、マイクロサテライトと呼ばれる特徴的なDNA配列がゲノムのあちこちに存在しています。これらの部分は、同じ種内でも多様な長さを示します。マーカーを一つの遺伝子と見なすと、長さの異なるものを対立遺伝子と見なすことができるので、個体識別や家系の推定などの道具として、広く用いられています。
PCR (polymerase chain reaction、ポリメラーゼ連鎖反応)
増幅したいDNA配列を、試験管内で、短時間に増幅する方法。
対立遺伝子
染色体上の同じ位置にあるがDNA配列や機能が異なる遺伝子のこと。血液型を決めるABOの遺伝子などが好例。ヒト、ニワトリなどは、父親に由来する遺伝子と母親に由来する遺伝子を1対ずつ持っているので、同じ対立遺伝子を2個持つ場合と異なる対立遺伝子を1個ずつ持つ場合があります。
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