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革新工学センター/農作業現場改善チェックリスト【E7】
【E7】作業機はキャスタ付き台やパレットに載せて保管します。
《なぜ》
1)トラクタに装着する作業機は、重く、かさばるので、取扱うのは手間がかかる上に、危険です。(例えば、ロータリで1.5m幅クラスで250kg程度。)特に3点リンクにピンを差し込むための位置合わせは慣れないと難しいものです。 また、耕起、代かき時期などは、忙しく着脱の手間を少しでも減らしたいものです。
2)格納庫内の奥に並べた作業機を使用するために他の作業機を移動するのも大変手間です。
3)簡単な移動方法があると安全に取扱いできます。
《どのように》
実施上の要点 |
キャスタ付き台を活用するために、床を平坦に舗装するか、板やゴムマットを敷くことが必要です。 |
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1)作業機はキャスタ付きの台に載せてロープで固定します。こうすると並べかえや装着時の位置合わせも簡単にできます。
2)作業機をパレットに載せれば、フォークリフトで運搬も可能です。
《追加のヒント》
1)さらに作業機を着脱しやすいよう3点、リンクにクイックヒッチを使用します。
2)作業機用の棚を設置すると、立体的に整理でき空間を有効利用できます。
3)歩行用機械もキャスタ付き台に載せれば移動が簡単です。
4)防除機等のホースカプラの接続手順のメモを作業機にぶら下げておくと、着脱がさらに速くできます。
《キーワード》
作業機着脱、並べ替え、キャスタ付台車

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