暑さから身を守ろう
H14年8月 石川 文武
真夏です。でも炎天下で作業をしなければならない時もあります。熱中症にならないよう、なってしまったらどうすればよいかのヒントを書きました。熱中症は、水分や塩分が過度に失われることでだるさやめまい、けいれんなどを惹き起こし、ひどい場合は意識を失ったり死亡したりする危険性があります。熱中症の予防には次のことが有効です。
- こまめに水分・塩分を取る
- 作業前から定期的にスポーツドリンクや食塩水などで補給する
- 休憩は涼しいところで取る
- 寝不足や二日酔は熱中症のもと
- 食事もしっかりと取る
- できるだけ涼しい服装で
- 作業安全に問題が無ければ、通気性・吸湿性の良い生地で風通しの良い作業服を着る
- 直射日光のあたる場所ではつばの広い帽子をかぶる
- 気分が悪いと感じたら、無理をせず、周囲の人に状況を知らせる
- まわりのひとは熱中症になった人に対し、
- 衣服をゆるめ涼しい場所に足を高くして寝かせる
- スポーツドリンクを飲ませる
- 手足の先から心臓に向かって血液を送るようにマッサージする
- 筋肉に痛みやけいれんがある時は0.9%の食塩水を飲ませる
- 症状が重い場合は一刻も早く病院へ連れていく