農作業安全コラム

PDCAサイクルを取り入れよう

H15年7月 菊池 豊

 梅雨には、紫陽花やカタツムリ等いろいろな季節の風物詩が現れてきます。

 一方で、周辺に目をやると、
  1)「草が生えて、障害物が見えなくなる。」
  2)「雨が染み込み、地盤がゆるくなります。」

 1)については、草むらの中に空き缶等を取り除いたり、果樹の支線や枝等には目立つ印を取り付けます。また、突起物にタオル等を巻き保護します。
 2)については、危険カ所を改善するか、立ち入り禁止の柵を設置します。

 一般的な安全衛生活動では、Plan(計画)-Do(実施)-Check(評価)-Action(改善)-次の計画へ(PDCAサイクルという)といったサイクルで継続的に改善をしていきます。

 農作業現場は、季節、天候等により、常に変化します。こういった活動を積極的に取り入れて改善して参りましょう。

 

キーワード:安全装置・対策/草刈・伐採/果樹/
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