農業機械の交通事故防止に低速車マークの装着を
H16年10月 中野 丹
ようやく、秋の気配を感じるようになりましたが、まだまだ残暑が続いています。今年は台風の当たり年で、各地で雨や風による農作物の被害などの報道も多数ありました。災害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。
私の住んでいる地域では、台風の被害もなく水稲の収穫もほぼ終わりに近づいていますが、最近、朝の通勤途中に、3条刈りのコンバインが追突されて農道右側の金網フェンスにデバイダが突き刺さっている交通事故を見かけました。(写真は翌朝に撮影)
収穫作業が終わって、夕方の帰宅途中だと思われますが、コンバインが後方から追突されて道路の右側まで押し出されるためには、相当の力がかかったとのではないでしょうか。乗っていた農家の人はどうなったのか心配です。
最近の農道は、舗装されて車が走りやすくなったため、自動車の交通量が増え、農業機械が危険な走行をよぎなくされていますが、農業機械としても何らかの自己防衛が必要です。農業機械のような低速車両を薄暗い状態でも認識させる低速車マークの装着の推進が必要であると痛感しました。