北海道地域のメッシュ情報を地図画像で提供するサーバープログラム


[要約] [キーワード] [担当]北海道農研・総合研究部・情報解析研究室
[連絡先]電話011-857-9238
[区分]北海道農業・総合研究
[分類]技術・参考



[背景・ねらい] [成果の内容・特徴]
  1. 本プログラムで提供するためのメッシュ情報形式と登録手順を図1に示した。システムで利用するデータの形式は1行目にデータの種類に関連する情報、2行目以降にメッシュコードとデータ(数値または日付情報)をコンマで区切った形式が続くテキスト形式のファイルである(図1)。本システムで利用可能なメッシュコードは国土数値情報の3次メッシュコード(1kmメッシュ)と、最小100分割までの任意の大きさのメッシュコードである。提供するデータの登録や管理はサーバー管理者が行う。
  2. 一般ユーザは道内の市町村毎に作成されたメッシュ情報を選択し、基準値、画像サイズなど作図に必要な項目を入力することで、目的のメッシュ情報を地図画像にすることができる。必須項目は、データの種類(月日か数値の選択)、基準となる月日または数値、基準値からの振れ幅の許容範囲(%)、画像サイズである。
  3. 表示画像は設定した基準値からの振れ幅の許容範囲を上回る値のメッシュ部分を赤で、下回る部分を黄色で色分けし、基準値からの振れ幅の許容範囲内を緑で色分けして表示する。
  4. 本プログラムは、サーバー管理者が所定の形式のメッシュ情報を登録しておけば、一般ユーザーがブラウザ上で市町村や基準値を等を入力しすることで地図画像を参照することが可能である。
[成果の活用面・留意点]
  1. 本システムを運用するにはWindowsサーバー(2000サーバー以上)とIIS(Internet Information Services)を準備する必要がある。
  2. システムを導入する際には、各農協等のデータ形式に合わせて変換サーバ上のプログラムのカスタマイズを行う必要がある。詳細は、担当者に相談のこと。
  3. Microsoft Internet Explorerでは問題なく閲覧できるが、一部のブラウザでは地図画像の表示ができない場合がある。
  4. 本プログラムはWindows用の実行型ファイルで提供することが可能である。
  5. 本システムで作成した地図画像生成に必要な基準点データは北海道地域のみである。
[具体的データ] [その他]
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