てんさい黒根病抵抗性系統「北海90号」


[要約] [キーワード] [担当]北海道農研・畑作研究部・てん菜育種研究室
[連絡先]電話0155-62-9271
[区分]北海道農業・作物、作物・夏畑作物
[分類]技術・参考



[背景・ねらい] [成果の内容・特徴]
  1. 「北海90号」は、ドイツのクライワンツレーベン育種会社との国際共同研究により育成した単胚・二倍体一代雑種系統である。
  2. 「北海90号」は、葉数が多く、葉面縮が少なく、葉色が濃い特徴を有する(表1)。
  3. 糖量は、「カブトマル」よりやや少ないが、不純物価が低く、高品質である(表2)。
  4. 黒根病抵抗性が、既存品種にはない”強”である(表3)。
  5. 耐湿性が、既存品種で最も高い”やや強”である(表3)。
[成果の活用面・留意点]
  1. 黒根病抵抗性が”強”であるので、抵抗性の基準系統として利用する。
  2. 黒根病の発生状況によっては緊急増殖と販売が必要となるため、品種登録を行う。
[具体的データ] [その他]
目次へ戻る