赤タマネギ花粉親系統「SRG-12」


[要約] [キーワード] [担当]
[連絡先]電話011-857-9306
[区分]北海道農業・作物
[分類]科学・普及



[背景・ねらい] [成果の内容・特徴]
  1. 「SRG-12」は、Southport red globeを母材とし、球形、球外皮色及び貯蔵性などについて選抜して育成した自殖系統である。
  2. 草勢はやや強く、葉色は濃い。生育ステージの時期から、中晩生に分類される(表1)。
  3. 外皮(鬼皮)は紫色で色むらは無く、球内部りん片葉の着色も良い(表2)。
  4. 球重は162gで、球形指数は86となり整った球形である(表2)。
  5. ピルビン酸の生成量はやや多く、Brixおよびケルセチン含量は高い(表2)。
  6. 球の貯蔵性は中程度であり、採種上の問題はない(表3)。
[成果の活用面・留意点]
  1. 春まき赤タマネギの花粉親系統として利用できる。
[具体的データ] [その他]
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