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北海道で発生する糸状菌病。6-7月頃よく目立つ。葉、葉鞘、稈に黒色粉状の条斑を形成する。この黒い粉は黒穂胞子で、病斑表面が破れて裸出し、風雨で飛散してまん延する。病斑部分は後に裂けてくることが多い。罹病株は萎縮し、出穂できないことが多い。 |
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北海道で夏の終わりから秋にかけて発生する斑点性の糸状菌病。褐色、楕円形、大きさ2ー4×1mm程度の病斑が主に葉に多数形成される。病斑周囲には黄色のかさが形成され、鳥の目のような特徴的な病斑となる。病原菌はレッドトップ等の菌とは寄生性が異なる。 |
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株枯れを引き起こし、主に北海道で発生する重要病害。病徴は黒色小粒菌核病と類似するが、枯死部表面に形成される菌核が粟粒大、赤褐色である点が異なる。菌核は枯死植物の茎、葉、根などに形成される。病原菌は黒色小粒菌核病菌と近縁だが、より腐生性が強く、黒色小粒が発病した後に侵入し、混発するとされる。 |