点滴灌水を利用した茶園のケナガカブリダニの保護利用 | ||||||||
[要約] | ||||||||
点滴灌水を利用するとカンザワハダニの密度が抑制される。これは、茶樹の樹冠内がケナガカブリダニの発育に適した環境になることが一因であり、点滴灌水のみによってケナガカブリダニの保護利用を図ることができる。 | ||||||||
[キーワード]チャ、土着天敵、ケナガカブリダニ、点滴灌水、カンザワハダニ |
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[担当]三重農研・茶業研究室 [代表連絡先]電話:0595-82-3125 [区分]関東東海北陸農業・茶業 [分類]技術・参考 |
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[背景・ねらい] | ||||||||
カンザワハダニの土着天敵であるケナガカブリダニは、相対湿度が70%以下になると卵の孵化率と幼虫の発育率が低下し、その発育には高湿度環境が適していることが分かっている。この生態的特徴から、点滴灌水によるケナガカブリダニの保護利用の可能性が考えられる。そこで、点滴灌水の利用がカンザワハダニとケナガカブリダニの発生に及ぼす影響、茶樹の樹冠内の湿度環境に及ぼす影響を調査し、点滴灌水によるケナガカブリダニの保護利用効果を明らかにするとともに、点滴灌水チューブの害虫制御への利用を検討する。 | ||||||||
[成果の内容・特徴] | ||||||||
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[成果の活用面・留意点] | ||||||||
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[具体的データ] | ||||||||
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[その他] | ||||||||
研究課題名:土着天敵によるカンザワハダニ制御技術の確立 | ||||||||
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