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食品総合研究所 曲山幸生 |
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遊泳速度の差(1)遊泳速度の差下図はビブリオ菌株YM4の前進と後退の遊泳速度の分布である。平均値と標準偏差はそれぞれ、37.3 ± 12.5 µm/s、52.9 ± 14.3 µm/sであった。この結果は全体的に後退のほうが前進よりも速いことを示している。(細菌株と試料の調製、遊泳特性の測定) ![]() V. alginolyticus YM4の前進速度のヒストグラム。(n=150) ![]() V. alginolyticus YM4の後退速度のヒストグラム。(n=150) 継続時間の差下図は前進と後退の継続時間の分布である。どちらも指数分布を示したので、運動モードの切り替えは決まった確率に支配された確率過程である。継続時間の期待値はそれぞれ、0.40秒、0.23秒であった。この結果は全体的に後退のほうが前進よりも継続時間が短いことを示している。(細菌株と試料の調製、遊泳特性の測定) ![]() V. alginolyticus YM4の前進継続時間のヒストグラム。(n=150) ![]() V. alginolyticus YM4の後退継続時間のヒストグラム。(n=150) |
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