貯穀害虫・天敵図鑑
クロセスジハナカメムシ
和名
クロセスジハナカメムシ [ハナカメムシ科]
英名
学名
Dufouriellus ater (Dufour) [Anthocoridae]
分布
日本、ユーラシア大陸、北アフリカ、南北アメリカ、ハワイ。
形態
【成虫】体長は2.2-2.4mm。体は細長く扁平。光沢のある背面には軟毛がまばらに生える。漆黒色~暗褐色。
捕食対象
穀粒外を加害する甲虫類や蛾の卵、幼虫、およびチャタテムシ類を捕食することが知られている。
備考
天敵:捕食性カメムシ。
日本では2009年に茨城県の工場内で採集されたのが最初で、その後、関東地方を中心に採集されている。工場内で見つかっているが、流木の樹皮下、トウカエデの樹皮下からも採集されている。
画像

クロセスジハナカメムシ成虫
(長島聖大氏撮影)
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更新日:2019年02月18日