【豆知識】

貯穀害虫・天敵図鑑

ヒメマダラカツオブシムシ

和名

ヒメマダラカツオブシムシ [カツオブシムシ科]

英名

larger cabinet beetle, mottled dermestid beetle

学名

Trogoderma inclusum LeConte [Dermestidae]

分布

日本を含むほぼ全世界。

形態

【幼虫】老齢幼虫の体長は3-6.5mm。淡黄褐色~褐色で長い毛に覆われている。
【成虫】体長は2.5-4.0mm。体の地色は黒褐色。鞘翅には暗赤色~褐色の紋があり、その紋上と前胸背に白色毛がある。複眼の内側は湾入する。飛翔能力を持つ。

加害する食品

乾燥食品。油分の多い種子。

生態

幼虫は床面の穀粉中などに生息。

防除方法

工場、倉庫の清掃をよくし、こぼれた食品をそのまま放置しない。

備考

外来種。1990年代には既に日本国内に広く定着しており、一般家屋や倉庫、工場などで捕獲されている。

画像

ヒメマダラカツオブシムシの雌成虫
ヒメマダラカツオブシムシの雌成虫
ヒメマダラカツオブシムシの雄成虫
ヒメマダラカツオブシムシの雄成虫
ヒメマダラカツオブシムシの蛹
ヒメマダラカツオブシムシの蛹
ヒメマダラカツオブシムシの幼虫
ヒメマダラカツオブシムシの幼虫
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関連情報

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更新日:2019年02月19日