貯穀害虫・天敵図鑑
カシミールコクヌストモドキ
和名
カシミールコクヌストモドキ [ゴミムシダマシ科]
英名
Kashmir flour beetle
学名
Tribolium freemani Hinton [Tenebrionidae]
分布
インド(カシミール地方)、中国、日本
形態
【幼虫】円筒形で細長い。
【成虫】体長5mm前後。コクヌストモドキ、ヒラタコクヌストモドキに比べて大型。成虫は茶褐色で光沢を有する。
加害する食品
穀類の粉
生態
日本では蚕糸工場などで局所的に発見されている。
防除方法
倉庫の清掃をよくし、こぼれた粉粒などをそのまま放置しない。
備考
1890年代にカシミールで採集されたただ1頭の雌によって記載されたものの追加記録の情報はなかったが、80年あまりを経て1978年に日本で再発見された。
画像

カシミールコクヌストモドキ

左:カシミールコクヌストモドキ
右:コクヌストモドキ
関連情報
更新日:2019年02月19日