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リンドウの側芽発生期利用による開花予測技術


岩手県園芸試験場 野菜花き部
[部会名] 野菜・花き
[分科会名]
[分類]  (2)

[成果の内容]
  1. 技術・情報の内容及び特徴
    1. リンドウの 生育ステージ間日数 のうち、側芽発生期から収穫期までの日数が比較的安定しており、 これが開花予測の目安となる。
    2. 各品種の側芽発生期〜収穫期の日数および有効積算気温は次の通りである。
  2. 技術・情報の適用効果
    開花期が予想され、出荷計画をたてやすくなる。
  3. 適用の範囲
    県中央部
  4. 普及指導上の留意点
    1. 側芽発生期:葉腋に側芽が着生した茎葉が全体の50%に達したとき。
    2. 収穫期:頂花の2〜3花が開花した茎が全体の50%に達したとき。
    3. 県中央部以外の地域での側芽発生期から収穫期までの日数は調査を要する。
    4. 有効積算気温は日平均気温0度C以下無効、19度C以上の場合は越えた分を19度C から差し引いて積算した。


[その他の特記事項]
研究課題名:リンドウの作況調査
予算区分 :県単
研究期間 :昭和58年〜平成2年
発表論文等:なし