| [要約] | |
| キノコ菌糸体で強く発現する遺伝子群のプロモーター、ターミネーターを組み込んだ発現ベクターを用い、バイオマス利用、環境浄化に用いうるラッカーゼ高生産スエヒロタケを作成できる。 | |
| [キーワード] | |
| スエヒロタケ、遺伝子発現ベクター、ラッカーゼ | |
| [担当]東北農研・作物機能開発部・加工利用研究室 | |
| [連絡先]024-593-6178 : yamagisi@affrc.go.jp [区分]東北農業・流通加工 [分類]科学・参考 |
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| [背景・ねらい] | |||||||
| 担子菌キノコは、難分解性物質であるリグニンや含塩素系化合物を分解するという、他生物にはない特性をもつ。その特性を更に強化するため、現在キノコの一種(スエヒロタケ)で、任意の遺伝子を強力に発現させるベクターの開発を行っている(H13年度成果情報)。これを用いて、リグニン分解能力を持ち、かつ土壌中のダイオキシンを分解することが知られている有用酵素であるラッカーゼ遺伝子を高発現するスエヒロタケ菌糸体の作成を試みた。この菌糸体を用いれば、イナワラや木質系バイオマスの一次処理による有用物質の生産、ダイオキシンや残留農薬の分解が可能になる。 | |||||||
| [成果の内容・特徴] | |||||||
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| [成果の活用面・留意点] | |||||||
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| [具体的データ] | |||||||||||||
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| [その他] | |||||||||||||
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