「あおり21」では、長期貯蔵後に果皮が褐変するやけ病が発生し、商品化率が低下する。反射資材を9月下旬から収穫期まで樹冠下に設置し、光環境を良好にするとやけ病の発生を低減できる。
リンゴ、あおり21、やけ病、長期貯蔵、反射資材
青森産技セ・りんご研・品種開発部
電話0172-52-2331
東北農業・果樹
普及成果情報
「あおり21」は、収穫後CA貯蔵し翌年の4〜6月に販売する後期販売用品種である。無袋栽培で長期貯蔵でき、食味は同時期に販売される有袋栽培「ふじ」と同等以上である。しかし、長期貯蔵後に果皮が褐変するやけ病が発生し、商品化率の低下を招いている。
これまでの調査で、着色の不良な果実にやけ病の発生がみられる傾向にあった。そこで、反射資材を利用して光環境の向上と着色促進を図ることで、やけ病の発生が低減できるかを明らかにする。



((地独)青森県産業技術センターりんご研究所)