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情報:農業と環境 No.113 (2009年9月1日)
独立行政法人農業環境技術研究所

農林水産省 消費・安全局 農産安全管理課との連絡会が開催された

農業環境技術研究所は、行政への技術情報の提供と研究に対する行政ニーズの把握のため、行政部局との意見交換会、連絡会を開催しています。

平成21年7月8日、農林水産省 消費・安全局 農産安全管理課と農業環境技術研究所との連絡会が、東京で開催されました。この連絡会には、農産安全管理課から22名、農業環境技術研究所から9名が出席したほか、大臣官房、生産局、農林水産技術会議事務局の関係者にもオブザーバーとして参加いただきました。

消費・安全局農産安全管理課からは、レギュラトリーサイエンス、農産物の安全確保、カドミウム、遺伝子組換え農作物、汚泥肥料、POPsなど、行政上の課題と、今後必要な科学的データ・情報に関して話題提供がありました。農業環境技術研究所からは、重金属の汚染リスク、POPs等による農耕地汚染、遺伝子組換え作物の環境影響の研究の状況について話題を提供しました。これらをもとに活発な意見交換が行われ、今後も情報交換や人材の育成に努め、「安全・安心」のための施策を進めることを確認しました。

以下に今回の連絡会の概要を記します。

開催日時

平成21年7月8日 (水曜日) 14:30 〜 17:45

開催場所

経済産業省別館10階1012号会議室

出席者

(消費・安全局農産安全管理課)

寺田 農薬対策室長、 岡田 調査官、 古畑 総括課長補佐、 原田 課長補佐(総務班)、 青木 課長補佐(土壌汚染防止班)、 秋元 生産安全専門官、 小岩 対策係長、 浅野 汚染防止係長、 諏訪部 課長補佐(組換体企画班)、 加藤 課長補佐(組換体管理指導班)、 高島 審査官、 河野 生産安全専門官、 大森 課長補佐(肥料企画班)、 鈴木 課長補佐(肥料検査指導班)、 引地 生産安全専門官、 溝江 企画調査係長、 堀部 課長補佐(農薬企画班)、 大熊 課長補佐(農薬検査班)、 渡辺 生産安全専門官、 入江 企画調査係長、 浜谷 課長補佐(生産安全班)、 湯地 安全企画係長

(農業環境技術研究所)

宮下 理事、 長谷部 研究統括主幹、 田中 研究コーディネータ、 谷山 研究コーディネータ、 菅原 物質循環研究領域長、 西尾 土壌環境研究領域長、 與語 有機化学物質研究領域長、 井手 企画戦略室長、 鳥谷 連携推進室長

(農林水産技術会議事務局)

早川 研究開発官、 小野 研究専門官、 吉田 研究専門官

(オブザーバー)

山田 大臣官房政策課技術調査室課長補佐、 中島 生産局技術普及課課長補佐(新技術企画班)、 森田 新技術利用調整係長、 藤田 農林水産技術会議事務局技術政策課課長補佐(企画班)、 浦野 技術政策課課長補佐(技術安全企画評価班)、 島津 研究推進課調整第2係長、 中畝 研究開発官(食料戦略)室研究専門官

議事次第

開会あいさつ・出席者紹介 岡田 農産安全管理課調査官、 宮下 農業環境技術研究所理事

消費・安全局農産安全管理課からの行政上の課題と今後さらに必要となる科学的データ・情報に関する話題提供 (司会進行 古畑 総括課長補佐)

・レギュラトリーサイエンスのための体制整備と新規事業について (早川 研究開発官)

・今後の農産物の安全確保について (岡田 調査官)

・カドミウムの国内基準に関する動向と野菜中のカドミウム低減に向けた課題について (青木 課長補佐)

・遺伝子組換え農作物実態調査(平成18〜20年度までの取りまとめ報告および今年度の調査実施等における課題) (加藤 課長補佐)

・汚泥肥料の施用による土壌、作物への影響について (大森 課長補佐)

・POPsに関する国内外の動向 (渡辺 安全専門官)

農業環境技術研究所からの話題提供 (司会進行 長谷部 研究統括主幹)

・重金属汚染リスク研究の最近のトピックス (西尾 土壌環境研究領域長)

・POPs等による農耕地汚染に関する農環研の取り組み (與語 有機化学物質研究領域長)

・GMリスク研究に関する農環研の取り組みと情報提供 (田中 研究コーディネータ)

意見交換

・今後の連携のあり方に関するフリートーキング

・今後の連携体制の確認

閉会あいさつ 寺田 農産安全管理課農薬対策室長

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