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  革新工学センター/農作業現場改善チェックリスト【A2】

【A2】モノを持ちやすいよう工夫します。
(例:取っ手取付け、容器に入れる、中身固定)


《なぜ》

1)荷物をしっかり持てると、取扱いやすくなり、荷物を落す可能性も低くなります。

2)荷物がかさばったり、重心が体から離れた所にあると腕や腰への負担が大きくなります。

3)適当な大きさの取っ手が付いていると、取っ手が手に食い込んだり、余計な握力を使わずにモノを持ち上げられます。

《どのように》

1)箱や容器に手を入れられる穴を開けます。又は、取っ手を付けたり、取っ手のある容器を使用します。

2)取っ手の握り部の大きさは、直径が3cm程度の太さで、長さを15cm以上にします。(手袋をしてもつかみやすい大きさの取っ手が適当です。)

3)荷物の重心がなるべく体の近くになるようにします。スポンジ等の緩衝材をすきまに詰めると重心を固定でき、中身の保護にもなります。

4)容器がなかったり、長い物はヒモでしばります。

《追加のヒント》

1)運搬距離が長くなると、足への負担も大きくなるので、運搬台車を利用します。

2)容器に内容物名等を記入しておくと管理に便利です。

3)苗箱のように取っ手を取付けにくいものは、トビグチのような道具を使って取り扱う方法も検討します。

《キーワード》

 取っ手、容器、中身固定、重心位置


【A2】


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