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革新工学センター/農作業現場改善チェックリスト【C4】
【C4】モノの受け渡し、運搬が最小限ですむよう通路、作業台等のレイアウトを改善します。
《なぜ》
1)作業の目的と直接関係のない“モノの移動、運搬”作業を少なくすると、作業効率をあげられます。
2)また、野菜や果物等の傷付きやすいものは何度も取り扱わない方が品質を維持できます。
《どのように》
1)どのような機械、作業台等のレイアウトが資材等の移動頻度と距離が少ないか共同作業者と話し合います。
2)手に抱えて運んだり、手ぶらで歩く回数や距離が少なくなるように運搬方法を検討します。(例:運搬台車、ローラコンベヤ)
《追加のヒント》
1)作業ごとの受け渡し場所に、中間の生産物を一時保管する棚を設置すると、作業者ごとの作業ペース調整や整理がしやすくなります。
2)農道と圃場間の水路に橋をかけ、圃場間の移動距離を少なくします。
3)果物の調製、選別作業のように、傷付きやすいものを取り扱う時は、なるべく触らない工夫をします。(例:複数の工程を1人で行う。容器の詰め替えを少なくする。)
《キーワード》
レイアウト、運搬方法、作業分担
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