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情報:農業と環境 No.73 (2006.5)
独立行政法人農業環境技術研究所

農業環境技術研究所の一般公開が行われた

平成18年度の科学技術週間行事の一つとして、農水省関連の研究所などの一般公開が4月19日にいっせいに行われました。

農業環境技術研究所では、 『未来につなげよう 安全な農業と環境』 をメインテーマとして、特設会場でさまざまな研究成果を紹介・展示したほか、農業環境インベントリー展示館での土や昆虫・微生物の標本展示、昆虫標本の作製、特設コーナーでの春の植物の展示、ミニ講演会 「環境・農産物中の微量な物質を測る」 の開催、野菜の収穫体験などを実施しました。

当日は天候にも恵まれ、農業関係者、主婦、学生など、1200人をこえる方が来場されました。

研究成果の展示(1)写真1 (第2会場: 身近な植物の紹介)
本館内の第2会場ではタンポポなど身近な植物の実物が展示されました。これまで外来植物のセイヨウタンポポと思われていた個体の多くが、在来のタンポポとの間にできた雑種個体であることなど、最新の研究成果も紹介されました。
研究成果の展示(2)写真2 (見学ツアー: 温室効果ガス実験施設)
農地における温室効果ガスの放出や吸収を調べるための実験施設を見学するツアーが開催され、施設の概要と地球温暖化防止に向けた研究の成果が紹介されました。
研究成果の展示(3)写真3 (野菜の収穫体験)
希望する見学者にホウレンソウ、コマツナ、ダイコンの収穫を体験していただきました。菜園をめざして来られる方も多く、昼ごろには収穫が終了してしまいました。午後に来られたみなさん、申しわけありませんでした。
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