10月25、26日の2日間、東京国際フォーラム展示ホールにおいて、「アグリビジネス創出フェア2006 − 出会えます! 最新技術シーズとビジネスパートナー」ページが見つかりません(2011年6月) が開催されました。
このフェアは、農林水産・食品産業分野における産学官連携を強化するため、大学、独立行政法人、関連企業などが一堂に会し、技術シーズとニーズのマッチングを促進し、新たな製品や販売経路の開拓、地域ブランドの創出などのビジネスチャンスをもたらす場を提供することを目的として行われたものです。2日間の入場者数は、4,870人でした。
農業環境技術研究所は共催団体の一つとして、展示ブースにおいて、「研究所の概要の紹介」、「カドミウム汚染土壌をカドミウム吸収能の高い作物を用いて浄化するファイトレメディエーション技術」、「外来植物による農業生態系のリスク評価手法や外来植物の蔓延防止技術」、「大気中の異なる3種類の温室効果ガスをガスクロマトグラフを用いて同時に測定できる装置」、「非破壊でイネの収量を収穫前に推定できる分光センサを活用した計測装置」、「レーザー光線を使ってイネのカドミウム含量を測定する技術」、「植物病害の生物的な防除や環境の浄化などに有用な微生物の探索と利用を効率的に行うことができる微生物インベントリー」 の展示・説明を行いました。
農業環境技術研究所の展示ブース
研究者による説明 (外来植物のリスク評価と蔓延防止技術)
研究者による説明 (微生物インベントリーの活用技術)
研究者による説明 (分光センサによるイネ収量の推定技術)
研究者による説明 (カドミウム汚染土壌の修復技術について質問される山本農林水産副大臣)
なお、本年12月1日(金)、2日(土)に、北海道札幌市(会場:サッポロファクトリー)で開催される 「アグリビジネス創出フェア2006 −食と農の新しい挑戦 in Hokkaido −」 (該当するページがみつかりません。2014年10月) (入場無料)においても、農業環境技術研究所の研究成果パネルを展示します。