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情報:農業と環境 No.93 (2008.1)
独立行政法人農業環境技術研究所

第25回 土・水研究会
「土・水の研究と私たちの健康な生活」
(2月20日 つくば)

開催趣旨

人の生活環境に関わる要素は数多くありますが、「空気」、「水」、「土壌」はその三要素とも言うべき重要な物質です。そして、私たちの健康な生活を守るためには、これらの物質を健全な状態に保全する必要があります。

この「土・水研究会」は今回で25回目となります。四半世紀にわたって土壌と水の研究課題について多くの発表や討論が行われ、多くの成果が蓄積されてきました。しかし、この土・水研究の成果が、どのように私たちの生活と結びついているのかということになると、見えにくい部分も少なくないと思われます。

一方で、昨今のニュースなどで話題になっているように、私たちの住む生活環境はその悪化が懸念されており、環境研究の重要性が指摘されています。

この研究会では、土壌や水の研究に関する今後の研究の方向性について、新しい観点から検討するとともに、これまでに得られた成果を私たちの生活と密接に関連づけて平易に解説します。その内容は、環境保全、食料生産、健康(農医連携)、食農教育など、広い範囲にわたる情報交換をめざします。

開催日時: 平成20年2月20日(水曜日) 10:00−16:40

開催場所: つくば農林ホール (農林水産技術会議事務局筑波事務所本館内) (茨城県つくば市観音台2−1−9)

主催: 独立行政法人 農業環境技術研究所

プログラム

10:00 - 10:10  あいさつ

(独) 農業環境技術研究所 理事長 佐藤洋平 

講演

10:10 - 11:00  1. 農・環境・医の連携をめざした科学を

陽  捷行 (北里大学)

11:00 - 11:50  2. 土壌の環境教育の普及と地域・学校・家庭との連携

田村 憲司 (筑波大学)

11:50 - 13:00     昼食

13:00 - 13:50  3. 園芸療法 〜育てる・つくる・食べるを通して〜

登坂 ユカ (いばらき園芸療法研究会)

13:50 - 14:40  4. 土からの教育をめざして 〜福島県喜多方市の農業教育特区とは〜

渡部  裕 (喜多方市教育委員会)

14:40 - 15:00     休憩

15:00 - 15:50  5. 農村地域における植物を利用した水質浄化技術

阿部  薫 (農業環境技術研究所)

15:50 - 16:40  6. 土壌と作物中の微量元素の関係から作物の産地を判別する

川崎  晃 (農業環境技術研究所)

参加申し込み先:

305-8604 茨城県つくば市観音台3-1-3
(独)農業環境技術研究所 土壌環境研究領域長 小野信一
FAX: 029-838-8199 メール: onos@affrc.go.jp 電話: 029-838-8311

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