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情報:農業と環境 No.93 (2008.1)
独立行政法人農業環境技術研究所

農業生産者NPO 「田舎のヒロインわくわくネットワーク」 と農業環境技術研究所との交流会が開催された

農業生産者NPO 「田舎のヒロインわくわくネットワーク」 と農業環境技術研究所との交流会が、平成19年12月4日〜5日に農業環境技術研究所で開催されました。この交流会は、科学技術基本計画において強調されている 「研究活動を社会・国民に開示すること」 及び 「国民と研究者の双方向コミュニケーション活動を推進すること」 を実践する一環として昨年に引き続き企画されたものです。

初日には、田舎のヒロインわくわくネットワークからの参加者が農業環境技術研究所の温室効果ガス発生制御施設、ミニ農村、農業環境インベントリー展示館を視察し、研究者が現場で試験研究や農業環境資源の説明をしました。

二日目には意見交換会を開きました。田舎のヒロインわくわくネットワークから提供された6つの話題は、ローカルな、あるいは、各生産者に固有の問題提起・質問でしたが、それらは、外来生物、温暖化、農薬、有機農業、遺伝子組換え作物、害虫など農業環境研究と密接に関連する内容であったため、各専門分野の研究者が適切に回答し、情報交換ができました。農業環境技術研究所から提供した4つの話題に対しては、田舎のヒロインわくわくネットワークから農業現場に即した意見、質問が出され、情報交換が行われました。

以下に、今回の交流会の概要を記します。

日時: 平成19年12月4日(火曜日) 13:15 〜 5日(水曜日) 12:00

場所: 農業環境技術研究所

出席者: 田舎のヒロインわくわくネットワーク 23名

農業環境技術研究所 30名

プログラム

12月4日(火) 研究施設等視察

農業環境技術研究所ほ場実験視察

温室効果ガス発生制御施設 (説明 物質循環研究領域 上席研究員 八木一行)

ミニ農村 (説明 生物多様性研究領域 主任研究員 山本勝利)

食と農の科学館 「つくばリサーチギャラリー」 見学

農業環境インベントリー展示館見学 (説明 農業環境インベントリーセンター長 谷山一郎)

12月5日(水) 意見交換会(大会議室)

あいさつ 農業環境技術研究所 佐藤洋平理事長、田舎のヒロインわくわくネットワーク 山崎洋子理事長

田舎のヒロインわくわくネットワークからの話題提供 司会 山崎洋子理事長

(1) 稲作におけるスクミリンゴ貝 (ジャンボタニシ) の被害について

西村ふじ子 (長崎県諫早市)

(2) SOS 動物園の動物のエサが危ない−温暖化と動物の命−

西窪あけみ (京都府南山城村)

(3) くわいの赤枯病とアブラ虫対策

小林優子 代理 (埼玉県さいたま市)

(4) 今、有機農業から見えるもの

安田弥生 (東京都八王子市)

(5) 今、牛の寿命が短くなっている−品種改良か飼料か?−

外ノ内登美 (茨城県小美玉市)

(6) 里山づくりとこどもエコスクール−環境教育モデル構築と普及活動−

吉村恵理子 (福井県坂井市)

農業環境技術研究所からの話題提供  司会 宮下研究統括主幹

(1) 農薬拡散−スプレードリフトとベーパードリフト

有機化学物質研究領域長 與語靖洋

(2) 無線通信を用いた野生獣類の接近監視・警報システム

生態系計測研究領域主任研究員 岩崎亘典

(3) 霞ヶ浦に侵入した外来生物−侵入淡水貝類の現状−

生物多様性研究領域主任研究員 伊藤健二

(4) 作物輸入港で野生化した除草剤耐性遺伝子組換えセイヨウナタネの生育地特性と発生消長

生物多様性研究領域上席研究員 松尾和人

意見交換

温室効果ガス発生制御施設の視察(写真)

写真1 温室効果ガス発生制御施設の視察

ミニ農村の視察(写真)

写真2 ミニ農村の視察

意見交換会(写真)

写真3 意見交換会

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