農業環境技術研究所のブース
2007年12月7日(金曜日)と8日(土曜日)の2日間、サッポロファクトリー(札幌市中央区)において、2007アグリビジネス創出フェア in Hokkaido −食と農・新技術との出会い− が開催されました。
このフェアは、北海道地域の農業、食品産業および関連産業の活性化を目的として開催されたもので、産学官の研究成果・開発技術・新製品などを紹介する技術展示のほか、セミナー、アグリサイエンス・カフェ、市民アグリ講座などの催しが行われ、家族連れなど一般市民の方も含めて、1500人をこえる来場者がありました。
農業環境技術研究所のブースでは、「温室効果ガス3成分同時測定装置」 と 「微生物インベントリーの活用技術 −microForce って何だ?!」 の2件の研究成果を出展しました。それぞれの担当研究者が研究成果の説明をしたり、来場者からの質問に答えたりしました。北海道の地域性か、微生物によるカビの抑制やカビ毒の分解について熱心に質問される方が多く、また「温室効果ガス測定装置」では、「農業や畜産で発生する亜酸化窒素やメタンガスが重要な温室効果ガスだとは知りませんでした。」と、感想をもらされる方もおられました。