2月8日、農業環境技術研究所は、作物の栽培面積などをメッシュ地図として表示できる「農業統計情報メッシュデータ閲覧システム」をインターネット上に公開しました。
公開されたシステムでは、全国の土地利用の情報と農林業センサスデータとを統合して、約1km四方のメッシュ単位で作物の栽培面積などを算出し、各メッシュのデータを地図上に表示できます。メッシュ地図によって各県の作物栽培面積の分布を見たり、時間的な変化を見たりすることもできます。
メッシュ化された統計データ(希望者にCDで配布しています)を利用することで、農業に由来する窒素やリンの水質への影響、土壌侵食の危険性、農地の炭素蓄積機能などを、これまでより高い精度で推定することが可能になります。
このシステムは、2月9日に「農業統計情報メッシュデータ閲覧システムを公開 ―1kmメッシュごとの農作物の栽培面積が一目でわかる―」としてプレスリリースされました。
農業統計情報メッシュデータの利用例
(プレスリリース資料より)