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農業と環境 No.169 (2014年5月1日)
独立行政法人農業環境技術研究所

農環研研究職員に日本農業気象学会普及賞および日本農業気象学会奨励賞

農業環境技術研究所の 宮田 明 大気環境研究領域長が日本農業気象学会賞普及賞を、岡田将誌 農環研特別研究員が同奨励賞をそれぞれ受賞し、3月に北海道大学(札幌市)で開催された 日本農業気象学会2014年全国大会 で表彰されました。

日本農業気象学会賞普及賞は、「農業気象学・農業気象技術の普及、教育、啓蒙に著しく貢献のあった会員」に授与される賞です。

宮田領域長は、(独)森林総合研究所の大谷義一氏、(独)国立環境研究所の三枝信子氏とともに、AsiaFlux(アジアフラックス) の運営を通じて、日本や東アジア諸国の生態系炭素収支研究に携わる研究者の連携強化や,観測技術の教育普及およびフラックス評価精度の向上に尽力し、それらの活動が関連諸学会の研究者を糾合した国際的な研究協力関係の発展に貢献した点が評価され、連名での受賞となりました。なお、AsiaFlux については、解説記事(「AsiaFluxって何ですか」、農業と環境 No. 150) をご覧下さい。

日本農業気象学会賞奨励賞は、「優れた研究論文が学会誌に掲載された30歳以下の会員」に授与される賞です。

岡田研究員は、コメの品質予測モデルと気候シナリオを活用して、今世紀中に予想されるコメの品質低下と温度上昇の直接・間接的な影響、品質低下を防ぐ適応策を論じた論文 「日本のコメ収量と品質に及ぼす気候変動影響の評価」(Projecting climate change impacts both on rice quality and yield in Japan. J. Agric. Meteorol., Vol 67, No 4, 2011) が、食料生産の安定・向上に貢献するという日本農業気象学会の理念に沿った研究であり、今後ますますの発展が期待されるとして、このたびの受賞となりました。

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