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NIAES MARCOシンポジウム2009 
モンスーンアジアにおける農業環境問題と研究の課題
MARCO SYMPOSIUM 2009
Challenges for Agro-Environmental Research in Monsoon Asia

ワークショップ1

植物機能を利用した食品中重金属低減技術の開発
10月6日(火)9:00-17:00 7日(水)9:00-12:00


アジア各国の経済発展にともない、カドミウムやヒ素などの有害物質による農耕地の汚染問題が広がりつつある。この傾向はこの20年間顕著であり、土壌や作物の汚染が増加している。これらのことにより人の健康や環境へのリスクが高まることとなる。コーデックス委員会は米、小麦、野菜等の食品中カドミウム含量の基準値を作成した。アジア各国では米が主食であり、水田土壌、米のカドミウム含量を減らすことが喫緊の課題となっている。 最近、バングラデシュでは井戸の1/4がヒ素に汚染され、3000万人以上の人々がヒ素に汚染した飲料水を飲んでいることが報告されている。この問題はバングラデシュのみならず、中国、ベトナムなど飲料水を井戸水に頼っているアジア各国で深刻である。また、井戸水は灌漑水としても用いられているため、水田のヒ素汚染も懸念される。 この国際ワークショップは作物中のカドミウムを減らすための効果的な植物機能の利用技術の開発を一つの目的とする。また、農業活動との関連で、ヒ素による水・土壌の汚染問題についてのアジア各国の現状の方向を行い、ヒ素汚染対策技術を考えることも目的としている。


コンビナー  荒尾知人,牧野知之

口頭発表(招待講演)
10月6日(火)9:00〜17:00
  1. 汚染土壌からの有害金属除去のための期待されるアプローチ
    Jean-Paul Schwitzguebel(Swiss Federal Institute of Technology Lausanne, スイス)
  2. 食用作物からのカドミウムとヒ素を減らすためのファイトエクストラクション、管理技術
    Fang-Jie Zhao (Rothamsted Research Center, 英国)
  3. 稲を使ったカドミウム汚染水田土壌の修復
    村上政治((独)農業環境技術研究所)
  4. 未定
    Longhua Wu (Institute of Soil Science, Chinese Academy of Sciences, Nanjing, 中国)
  5. ファイトレメディエーションのためのヒ素・カドミウム耐性植物のバイオエンジニアリング
    Youngsook Lee (Pohang University of Science and Technology, 韓国)
  6. 台湾汚染地域の稲品種におけるカドミウム・ヒ素吸収とファイトエクストラクション
    Zueng-Sang Chen  (College of Bioresources and Agriculture, 台湾)
  7. 作物のカドミウム吸収低減のための品種利用技術
    C. A. Grant(Agriculture and Agri-Food Canada, カナダ)
  8. 稲のカドミウム吸収の遺伝的・生理機構の解明
    石川 覚((独)農業環境技術研究所)
  9. 植物のカドミウム吸収における根の機能の研究
    Alexander Lux (Comenius University in Bratislava, スロバキア)
  10. ナスの接ぎ木栽培によるカドミウム吸収低減
    荒尾知人((独)農業環境技術研究所)
  11. バングラデシュにおけるヒ素汚染地下水の土壌ヒ素濃度と稲生産に与える影響
    John M. Duxbury (Cornell University, アメリカ)
  12. 植物のヒ素吸収機構
    Paul Williams(Research Centre for Eco-Environmental Sciences, Beijing, 中国)
  13. ヒ素汚染土壌のバイオレメディエーション技術の開発
    北島信行((株)フジタ, 日本)
10月7日(水)9:00-12:00
  1. アジア地域におけるヒ素汚染の実態

    1) 未定
    Md. Shahjahan Kabir  (Bangladesh Rice Research Institute, バングラデシュ) 

    2) タイにおける汚染地と農耕地の土壌、水、植物のヒ素濃度
    Orathai Sukreeyapongse  (Office of Science for Land Development, タイ)

    3) 未定
    Gilda C. Rivero  (University of the Philippines, フィリピン)

    4) 未定
    Sang-Hwan, Lee  (Mine Reclamation Corporation Coal Center, 韓国)

    5) 未定
    未定 (日本)


エクスカーション(シンポジウム後)
10月8日(木)
兵庫県・生野銀山資料館見学
稲を用いたファイトレメディエーションの現地試験見学

ポスター発表募集
詳細については、ポスター発表募集をご覧ください。

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