農業環境技術研究所 最終更新日: 2007年 12月14日 農環研NIAESロゴ
 12月のセミナー予定
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セミナー開催記録

有機化学物質研究領域セミナー
平成19年度(第4回)
    日 時 : 12月3日(月) 15:00〜17:30
    場 所 : 5階会議室(547号室)

テ ー マ 講 演 者 連 絡 先
新潟平野下流域におけるPCDD/Fs の環境挙動について 酒井 美月 岩船
838-8302
内   容
 PCDD/Fsについて、汚染状況の把握のため河川堆積物の柱状試料を対象として環境挙動を推測する方法が検討されている。演者は新潟市近郊の水田地域を対象に、河川堆積物および周辺地域の土壌から水域における経年的な汚染状況を明らかにすることを試みた。今回は発生源解析と物質収支をもとにした環境挙動に関する検討について報告する。
テ ー マ 講 演 者 連 絡 先
土壌中のディルドリン抽出法の検討 齋藤 隆
(福島県農業総合センター 生産環境部)
岩船
838-8302
内   容
 土壌中に残留するディルドリンの分析法は通常アセトン溶媒による抽出が一般的である。しかしこの抽出で得られた結果からはウリ科植物が土壌中から吸収するディルドリン量を推定することはできない。今回の研修ではこれらの問題を解決するため土壌中のディルドリン抽出法の検討を行った。
テ ー マ 講 演 者 連 絡 先
愛知農総試における農薬に関連する試験の現状について 大竹 敏也
(愛知県農業総合試験場 環境基盤研究部)
岩船
838-8302
内   容
 愛知県の農業の特長は、野菜、花きの施設園芸が盛んであるとともに、オオバ、食用菊を始めとしたマイナー作物の生産も盛んである。マイナー作物を安定して生産するには、メジャー作物と同様の農薬の使用が必要不可欠である。しかしマイナー作物に使用できる農薬が非常に少ないため、愛知県では農薬の適用拡大のための試験に取り組んでいる。また愛知県では食の安心と安全に応えるために、農薬の作物残留を防止するためのドリフト対策試験、土壌残留農薬対策試験を行うとともに、環境へのリスク低減のための農薬の動態に関する試験も実施している。今回は愛知県農業総合試験場で実施している農薬に関連した試験について紹介する。



農業環境インベントリーセンターセミナー
平成19年度(第7回)
    日 時 : 12月10日(月) 13:30〜15:00
    場 所 : 5階会議室(547号室)

テ ー マ 講 演 者 連 絡 先
電子国土Webシステムによるインベントリー情報の発信と共有
Transmission and sharing of inventory information by CyberJapan Web system
上田 義治 中谷
838-8348
稲生
838-8235
内   容
 地理情報の発信と共有を推進するために国土地理院が作成提供している電子国土Webシステムの概要と、これを利用した農業環境インベントリー情報の発信の試みを紹介する。
テ ー マ 講 演 者 連 絡 先
土壌情報の社会的利用
Utilization of Soil Information except for Agriculture
谷山 一郎 中谷
838-8348
稲生
838-8235
内   容
 土壌情報が、地球温暖化対策、環境アセスメント、リスク指標、生物多様性指標や 農業環境支払制度などにどのように使われているかを概説し、問題点と今後の研究の 必要性を指摘する。



物質循環研究領域セミナー
平成19年度(第2回)
    日 時 : 12月10日(月) 16:00〜17:00
    場 所 : 4階会議室(453号室)

テ ー マ 講 演 者 連 絡 先
欧州における大気沈着研究の動向 林 健太郎 菅原
838-8322
内   容
 大気−陸域間の物質交換、特に乾性沈着に関する欧州の研究動向を知り、関連研究者との意見交換を深めることを目的として、この夏にノルウェー大気研究所、ノルウェー生命科学大学、およびオランダエネルギー研究センターなどを訪問した。セミナーでは、関連研究の情勢や各機関の研究事情などを画像を主体に紹介する。
テ ー マ 講 演 者 連 絡 先
AsiaFlux Workshop 2007(International Workshop on Advanced Flux Network and Flux Evaluation)に参加して 岸本 文紅 菅原
838-8322
内   容
 10月下旬台湾で開催されたAsiaFlux Workshop 2007に参加しました。Workshop参加者の出身国は、日本、中国、韓国、インドなどアジア各国から約130名の参加者であり、アジア各国のフラックス観測サイトの観測結果から、モデルやリモートセンシングによる研究まで幅広い分野の研究が紹介されました。AsiaFluxの今後の展開として、フラックス観測網の空白域であるインドでの観測の重要性や、フラックスのデータベースの整備について、活発な議論が行われました。特に、データベースに関しては、欧州の研究者から、アジア域は熱帯から寒帯までの気候帯を含む特色のある地域であり、データの公開を強く要望する意見が挙げられました。本ワークショップへの参加およびポスター発表についての紹介、エクスカーションで見学した、標高1700mの亜熱帯高山常緑針葉樹林(ヒノキ林)フラックスサイトなどについて報告します。



生物生態機能研究領域セミナー
平成19年度(第7回)

バイオ研究における革命
−大量シーケンシングのインパクト−
Revolution of Bioresearch
-Impact of the ultra high throughput new DNA sequencers-
    日 時 : 12月10日(月) 16:00〜17:00
    場 所 : 5階会議室(547号室)

テ ー マ 講 演 者 連 絡 先
次世代シーケンサーの登場と世界の動向
World trends of bioresearch using ultra high throughput new DNA sequencers)
藤井 毅 石井
838-8307
内   容
 数億から数十億塩基のシーケンスを一度に決定することができる新型シーケンサーが最近相次いで登場した。現在販売されている3種類の次世代型シーケンサーのシーケンス原理と性能を比較すると共に、次世代型シーケンサーを利用した世界の研究動向について紹介する。
テ ー マ 講 演 者 連 絡 先
次世代シーケンサーを用いた微生物研究―メタゲノム解析を中心に―
Research of microbiology using new DNA sequencers-focus on metagenome analyses-)
星野(高田)裕子 石井
838-8307
内   容
 微生物分野においても新型シーケンサーはその活用が大いに期待されている。第7回国際ゲノム会議で報告があった中から、メタゲノム解析を中心に新型シーケンサーを用いた微生物研究の現状と今後の可能性について紹介する。



生態系計測研究領域セミナー
平成19年度
    日 時 : 12月17日(月) 15:00〜17:00
    場 所 : 4階会議室(453号室)

テ ー マ 講 演 者 連 絡 先
佐賀県の果樹産地における総合的な栽培管理支援システムの構築に向けて 貝原 洋平
(佐賀県果樹試験場)
三輪
838-8221
内   容
 全国の果樹産地において光センサー選果機の導入が進み、果実分析により品質区分された果実が出荷され、品質基準を満たした高品質な果実は高単価で取引されている。そのため、各産地では高品質な果実を生産するための栽培法などに取り組んでいるが、年次や地域、園地によりその効果や果実品質にばらつきが生じている。そこで、光センサー選果機の品質データを利用することで、園地の品質評価や栽培管理への活用が期待されている。ここでは、佐賀県の果樹産地において、栽培管理支援を行うための光センサー選果データを中心としたシステム構築に向けた取り組みについて、具体的データ等を交えて紹介する。
テ ー マ 講 演 者 連 絡 先
渦相関法による水田生態系の二酸化炭素及び水蒸気フラックスの動態解明
Dynamics of carbon dioxide and water vapor fluxes in a rice ecosystem as assessed by the eddy covariance technique
小野 圭介
(筑波大学大学院,生態系計測研究領域)
三輪
838-8221
内   容
 地球環境問題に取り組む上で、各生態系の炭素及び水循環の理解は不可欠である。とくに農業生態系は食料生産と直結した生態系であり、持続的農業生産システムの構築のために生態系スケールでの炭素及び水収支の解明が求められている。渦相関法は生態系−大気間フラックスの長期連続測定に適した手法であるが、未だ測定値の符号をも変えうる不確実性が残されており、特にフラックスの小さい植物非生育期間への適用には問題がある。本研究は、この問題の原因と実際的な対策方法を明らかにし、非生育期間の渦相関法測定値の信頼性を高めることに成功した。この結果に基づき、つくば市近郊の稲単作田における3ヶ年のCO2及びH2Oフラックスの動態を解明した。



土壌環境研究領域セミナー
平成19年度(第10回)
    日 時 : 12月21日(金) 15:30〜17:30
    場 所 : 5階会議室(547号室)

テ ー マ 講 演 者 連 絡 先
土壌中におけるヒ素の酸化還元と形態変化 牧野 知之 前島
838-8314
石川
838-8315
内   容
 ヒ素は,土壌中に数〜数 10 mg kg-1 が無機態および有機態として含まれている。酸化数-3,0,+3,+5となり得るが,土壌中での主な形態はヒ酸(H3AsO4;As(X))と亜ヒ酸(H3AsO3;As(V))である。形態によってヒ素の生物への可給性・毒性は異なり,有機態ヒ素よりも無機態ヒ素が,その中でもAs(X)よりAs(V)が高い毒性を示すことが知られている。本発表では「土壌におけるヒ素の酸化還元と形態変化」に関する最近の研究レビューを報告する。
テ ー マ 講 演 者 連 絡 先
COSTワークショプ "Phytotechnologies to promote sustainable land use and improve food safety"及びASA-CSSA-SSSA Annual Meetings参加報告 荒尾 知人 前島
838-8314
石川
838-8315
内   容
 イスラエル・ベングリオン大学で開催されたCOST(European Cooperation in the field of Scientific and Technical Research)のワークショプはWG1(Plant uptake/exclusion and translocation of nutrients and contaminants)とWG3(Improving nutritional quality and safety of food crops)の合同で2日間行われ,その後,ネゲブ砂漠の農業に関するツアーに参加した。アメリカ・ニューオーリンズでASA-CSSA-SSSA Annual MeetingsがASA(アメリカ農学会)100周年を記念して行われた。その概要を報告する。



栄養塩類リスク評価RPセミナー
平成19年度
    日 時 : 12月27日(木) 16:00〜
    場 所 : 1階会議室(153号室)

テ ー マ 講 演 者 連 絡 先
飼料畑における窒素溶脱のLEACHMによるシミュレーション 大津 善雄
(長崎県総合農林試験場 環境部 土壌肥料科)
板橋
838-8327
内   容
 飼料畑地帯においては地下水の硝酸態窒素濃度の上昇が問題となっており,その原因としてほ場への家畜ふん堆肥の多量投入が指摘されている。
 堆肥中で特に問題となる窒素成分の溶脱についてLEACHM(Leaching Estimation and Chemistry Model)によるシミュレーションを行った。
テ ー マ 講 演 者 連 絡 先
HYDRUS-1DおよびLEACHMモデルによるナシ園の硝酸態窒素溶脱量の予測 藤田 裕
(茨城県農業総合センター 園芸研究所 ナシグループ)
板橋
838-8327
内   容
 黒ボク土ナシ園において、土中水分・塩分移動予測汎用プログラムであるHYDRUS-1Dを用いて土壌中の水分移動をシミュレーションした。
 また不飽和土壌中の化学物質の移動・形態変化・植物吸収プログラムであるLEACHMモデルを用いて、ナシ園からの硝酸態窒素溶脱量の予測について適合性を検討したので、その結果を報告する。

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