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遺伝子組換えイネ等の第一種使用一般説明会を開催しました

 2014年5月11日、平成26年度の遺伝子組換え農作物(遺伝子組換えイネ、タバコ、ダイズおよびトウモロコシ)の第一種使用(野外試験栽培)の一般説明会を、生物研本部地区で開催しました。
 研究所外部からは20名の参加者があり、各研究担当者からの説明、質疑応答、実際に組換え農作物を栽培する隔離ほ場の見学を行いました。
 なお、栽培内容の詳細は 4月30日および 5月2日に公表した計画書をご覧ください。

 平成26度、生物研では下記の6つの遺伝子組換え農作物の野外栽培実験を実施します。1つ目のスギ花粉ペプチド含有イネについては 3月28日に説明会は終了しており、今回はその他5つの野外栽培実験について、実験目的や栽培スケジュール、組換え体の拡散防止措置や交雑防止措置について説明をしました。
  ● スギ花粉ペプチド含有イネ
  ● スギ花粉症治療イネ
  ● 複合病害抵抗性イネ
  ● 開花期制御イネ
  ● 葉緑体形質転換タバコ
  ● 高オレイン酸含有及び除草剤耐性ダイズと害虫抵抗性及び除草剤耐性トウモロコシ
(各栽培実験の詳細はリンク先の栽培実験計画書をご覧ください)

一般説明会の写真1 一般説明会の写真2
各栽培実験の説明の様子。 質疑応答の様子。
一般説明会の写真3
隔離ほ場(農業環境技術研究所内)の
見学の様子。

 質疑応答では、花粉症治療イネが実用化された際の流通や提供方法、葉緑体形質転換タバコの将来的な活用方法、試験栽培の見学などについて質問がありました。
 今後、これらの遺伝子組換え農作物の野外栽培については、 生物研の公式ホームページ内にて、その様子を写真で紹介する予定です。 また、見学は 広報室が窓口となり、受け付けております。