平成24年2月24日(金曜日)、南米・コロンビアに本部を置く国際熱帯農業研究センター(CIAT)より、Echeverria所長、 Lefroy地域コーディネーター(アジア担当)、Ishitani上席研究員など5名の方々が生物研を来訪されました。CIATは、「農業生産性と天然資源管理を改善する共同研究を通して、熱帯地方の飢餓と貧困を減らす」ことを使命とする非営利の組織です。生物研とCIATは平成21年に包括的な共同研究覚書(MOU)を交わし、研究交流を進めています。
CIATご一行は、石毛理事長より生物研のミッションと主な研究活動などについて説明を受けられた後、ゲノム情報センターやジーンバンク施設の種子貯蔵庫など、生物研の各施設を視察されました。またこの機会を捉え、Ishitani上級研究員と当研究所の廣近理事らとの間で、今後の共同研究の進め方について意見交換が行われました。