生物研ニュースNo.48
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受賞・表彰
平成24年度「NIAS賞」

 生物研は、若手研究職員を対象とするNIAS研究奨励賞と、研究職員以外を対象とするNIAS創意工夫賞を設け、表彰を行っています。平成24年度は次の職員が受賞し、平成25年1月15日に受賞式が行われました。

NIAS賞受賞者 写真
4名の受賞者
  左から、研究支援者 山ア、主任研究員 鈴木、(理事長 石毛)、技能職員 中村、
  技能職員 橋本

NIAS研究奨励賞

受賞タイトル:免疫不全ブタの研究開発
受賞者:主任研究員 鈴木 俊一
    (遺伝子組換え研究センター 医用モデルブタ研究開発ユニット)

受賞者の所属するユニットは、クローン技術と遺伝子組換え技術を用いて免疫不全ブタの開発を行いました。受賞者はブタに導入する遺伝子の設計などを担当し、研究開発を成功に導いたことが評価されました。

NIAS創意工夫賞

受賞タイトル:マメ類の脱粒器の考案
受賞者:野堀 隆弘 技能職員 (技術支援室)

従来は市販の脱穀機を使用していたマメ類の脱粒作業について、種子を傷つけることなく脱粒できる専用の装置を開発したことが評価されました。

NIAS創意工夫賞

受賞タイトル:遺伝子組換えカイコ飼育施設における安全なホルムアルデヒド燻蒸マニュアルの作製
受賞者:技能職員 中村 薫、 技能職員 橋本 好二 (技術支援室)

カイコの飼育施設では「ホルムアルデヒド水溶液(ホルマリン)」による消毒が行われますが、残留性等の問題がありました。受賞者2名はこの方法を改善して「ホルムアルデヒドガス」を用いた安全な消毒法を確立するとともに、マニュアルを作成したことが評価されました。

NIAS創意工夫賞

受賞タイトル:Webブラウザを利用するジーンバンク事業センターバンク業務補助システムの開発
受賞者:研究支援者 山ア 福容 (遺伝資源センター 保存・情報研究ユニット)

受賞者はジーンバンク事業において、Webサイトの構築・運営やデータベース検索システムの開発を行っています。今回は、遺伝資源データベースのデータ集計を簡易化させるシステムを構築し、ジーンバンク各部門の集計作業を効率化したこと等が評価されました。

[広報室]

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