「トランス」の部品をスズメバチの
シルク由来の素材で作ったオーディオ
来場者が普通のものと聴き比べました。
種と殻を分ける「種子精選機」
日々の作業の中での「こんな道具があったら便利」という発想から作りました。
蛍光シルクで作った反物や糸、紐(暗幕の中)と世界一細いシルクで織った着物(奥)
10月23日(水曜日)〜25日(金曜日)に東京都江東区の東京ビッグサイトにて、「アグリビジネス創出フェア2013」が開催され、生物研も出展しました。本フェアは農水省主催の農林水産・食品分野の展示会で、関連分野の企業、団体、行政、研究関係者など、3日間で3万5千人が来場しました。生物研は「カイコやシルクの利用」「遺伝子組換え植物の利用」「ゲノム情報を活用した品種改良」を中心に、ブース展示と講演で成果を紹介しました。シルク由来の素材を使ったオーディオや化粧品、遺伝子組換えカイコが作る「蛍光シルク」や「世界一細いシルク」で作った反物や着物などが来場者の興味を集めていました。
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