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【研究手法と得られた主要な成果】
![]() DFR はdihydroflavonol 4-reductaseの省略形 bHLH はbasic helix-loop-helix motifの省略形 【波及効果】 赤米にはカテキンやタンニンなどが豊富に含まれていることから、抗酸化機能に富んでいます。現在生産されている赤米には良食味のものはありません。今回の研究によって、赤色に関与する2つの遺伝子そのものが明らかになったため、今後は得られた遺伝子情報を利用することで、食味のよいコシヒカリを精米部分(胚乳)に持ち、果皮に赤色のカテキンを多く含む良食味米が短期間で交配育種できます。「アカコシヒカリ(名前のイメージ)」のような新しい良食味米の育種が期待されます。この米を使用すれば、アズキを使用しない、本物志向の赤飯もできます。これまでになく、おいしくて多収穫の赤米を初めて育種することができるため、良食味赤米のさまざまな利用が期待されます。 [ 農業生物資源研究所トップページ ] [ プレスリリースリスト ]
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