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【実施研究事業】
農林水産省委託プロジェクト「有用遺伝子活用のための植物(イネ)・動物ゲノム研究(畜産ゲノム研究の加速化)」(平成14年〜18年)
【用語】
(1) cDNA、cDNAライブラリー
BAC(Bacterial Artificial Chromosome;大腸菌人工染色体)クローン巨大なゲノム全体(ブタで30億塩基対)を断片化(15万塩基対程度)したゲノムの一部を大腸菌に組込んで、塩基配列の分析を容易にしたもの。
(2) オリゴキャップ法
DNAからRNAに写し取られた遺伝子の配列の先頭には、「キャップ構造」という独特の構造があります。この構造を持つものだけを選択的に収集することにより、分解されていない完全な長さの遺伝子の配列を得ることができる方法で、東京大学医科学研究所の菅野純夫教授らによって開発されました。
(3) 完全長cDNAライブラリー
「オリゴキャップ法」などにより、RNAに写し取られた遺伝子が、なるべく分解を受けない完全な形のまま作成されたcDNAライブラリーのことを言います。
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