研究設備等の紹介

普段仕事をしている実験室や使用している実験装置および北陸研究拠点内の共有設備・備品を写真付きで紹介します。

分析評価精密実験棟  実験機器  植物育成施設  圃場関連施設


分析評価精密実験棟

データ解析、ディスカッション、論文作成を行います。
DNAやタンパク質を扱った実験をしています。3つの実験室に各種機器があります。
秋に行われる米飯食味試験にパネラーとして参加します。壁にあるコンセントに炊飯器がずらりと並びます。セミナー会場としても使います。
収穫した種子や試験材料を低温で保管します。低温実験室としても使用します。


実験機器

多検体の試料を迅速に粉砕できます。かたい米でも粉々になります。
384検体のPCRを一度に行えます。遺伝子変異イネのスクリーニングに使います。他にも96検体のものが多数あります。
遺伝子の発現程度を定量します。2台あります。
DNAの配列を解析します。2台あります。
DNA、タンパク質、デンプン等を定量します。
たくさんの試料のタンパク質、酵素活性、デンプン、DNAをすばやく分析できます。
レーザーを使って微細な組織を切り出し分取することによって、高解像度な解析ができます。
タンパク質を電荷によって分画します。
タンパク質を分離・精製するときに使います。
大腸菌やアグロバクテリウム等に遺伝子を導入するときに使います。
無菌操作ができます。遺伝子組換えイネを作製するときに使います。
アミロペクチンの鎖長分析など、デンプンおよび糖を分析するときに使います。
米デンプンの糊化特性を分析するときに使います。
米のデンプン粒を観察するときに使います。
収穫した種子の籾殻を外して、玄米にします。
玄米の外側にある糠層を取り除いて、白米にします。
米を粉砕して、米粉にします。
乳白粒等の被害粒の発生程度を計測し、玄米の外観品質を数値化します。
米の水分含量を測定するときに使います。


植物育成施設

全部で14台あります。組換えイネも栽培できます。
5万ルクスまでの光と温度・湿度を自由に制御できます。一年中、穂がでて、コメを稔らせることができます。
組換えイネを栽培できる温室です。他に、高温栽培ができる組換え温室があります。
温度を自在に制御できます。
夏の水田と同じくらい明るいです。冬でもイネを育てます。交配したり、暑い部屋と涼しい部屋でそれぞれ育てて温度の影響をしらべます。
遺伝子の機能を解析するため、組換えイネを作成しています。組換え実験は管理区域内で行われています。
イネの細胞、カルスが育っています。


圃場関連施設

全場で13haの試験圃場があります。
冬期にイネを育てて、世代を進めます。2階に温室が北陸スタイル。ここまで積もることはありませんので、ご安心ください。
苗代です。ここで苗を育てます。
イネを育てる圃場です。10アール使っています。
イネの掛け合わせを行います。稲育種グループの施設を使わせていただいてます。
収穫したイネをはさ架けして乾燥させます。いまはムギがかかっています。


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