貯穀害虫・天敵図鑑
イッテンコクガ
和名
イッテンコクガ [メイガ科]
英名
stored nut moth
学名
Paralipsa gularis (Zeller) [Pyralidae]
分布
日本を含む世界各国。
形態
【幼虫】老齢幼虫の体長は24mm程度。頭部は黒色、胴部は微黄白色。
【成虫】雌の体長は10mm内外で翅を広げると23mm。雄の体長は7mmで翅を広げると20mm。前翅は灰褐色。黒点が1つある。雄の黒点は小さく、雌のは大きい。
加害する食品
穀類。
生態
生産農家の貯蔵場所での発生が多い。多数の穀粒を綴ってその中で発育する。老熟幼虫は綴りの中から出て天井や柱の裂け目に入り込み繭を作って蛹化する。
備考
一点穀蛾。別名ツヅリガ(綴り蛾)。
画像

イッテンコクガの成虫

イッテンコクガの成虫
(左:メス 右:オス)

イッテンコクガの幼虫
関連情報
更新日:2019年02月19日