貯穀害虫・天敵図鑑
チャイロコメノゴミムシダマシ
和名
チャイロコメノゴミムシダマシ [ゴミムシダマシ科]
英名
yellow mealworm, yellow mealworm beetle
学名
Tenebrio molitor Linnaeus [Tenebrionidae]
分布
日本を含む世界共通種。
形態
【幼虫】体は円筒形で細長く、黄褐色の光沢を有し、堅い。
【成虫】体長12-18mm、暗褐色~黒褐色で光沢を有する。
加害する食品
穀類の粉。
生態
ヨーロッパ、北アメリカなどでは製粉工場、穀物倉庫の床面等に見られるが、日本で貯穀害虫化しているかについては明らかでない。
防除方法
工場、倉庫の清掃をよくし、こぼれた粉粒などをそのまま放置しない。
備考
小鳥、爬虫類等の餌や釣り餌として「ミールワーム」の名で市販されているのはこの種の幼虫である。
画像

チャイロコメノゴミムシダマシ成虫

チャイロコメノゴミムシダマシ幼虫
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更新日:2019年02月18日