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食べ物質問箱

Q. アレルギーと食べ物にはどういう関係があるのですか?


A. 2001年に厚生労働省はアレルギー物質を含む食品の表示を義務化しました。対象になったのは、小麦、そば、卵、乳及び落花生の5品目です。同時に20食品を表示推奨品目に指定しました。いずれも私たちが普通の食品と思っているものばかりです。言い換えますと、普通の食品にもアレルギー物質が含まれているのです。アレルギー物質は、食品中に含まれていることもありますが、タンパク質が消化されることで生成することも少なくありません。一方、食品中にはDHAやEPAなどのように、アレルギー反応を抑制する成分が含まれています。また、アレルギー原因物質を除去した食品の開発が進められています。食品総合研究所では、アレルゲンを低減化したタンパク質がどう変化しているかを明らかにしました。また、アレルギー反応を抑制する食品成分の解析をおこなって、様々なホリフェノール類による抗アレルギー作用を見つけました。

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