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QⅧ-24 遺伝子組換え農作物の実用化について、どのように考えているのですか?

 遺伝子組換え農作物は、これまでの交配等による品種改良では実現できない画期的な品種を作出できる重要な技術だといえます。

 今後一層深刻化することが予想される世界の食料問題・環境問題について、その解決に貢献しうる技術の一つであると考え、遺伝子組換え技術でなければ実現・達成できない病虫害抵抗性、不良環境耐性、機能性作物の開発、低コスト・高付加価値飼料作物、環境修復植物などについて、研究開発を進めたいと考えています。

 一方で、遺伝子組換え農作物などに懸念を持っている人がいることも承知していますので、今後も、十分な安全性評価の実施と遺伝子組換え技術や遺伝子組換え農作物に関する適切な情報発信を進めて行きたいと考えています。

参考; 生物研 遺伝子組換え情報提供(生物研HPへ)