鳥害対策
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  • 鳥獣害研究室のスタッフが現時点での知見を紹介したものです。
  • 農作物への被害以外は扱っていません(例:工場やベランダのハト害、ゴミへのカラス害)。
  • 公的機関ですので、市販品や製造元、販売店についての紹介はありません(書籍を除く)。
  • 被害統計や法律、各種補助事業等については行政機関にお問い合わせください(リンク参照)。
<目次>
●はじめに
●農家・圃場単位の防除対策
●地域単位の防除対策
●結論
●鳥についてのよくある誤解
●鳥種別の生態と防除の概要(.pdfファイル)
●資料編(研修会資料等)

<以下は別ページ>
●文献資料
●参考図書
●よくある質問(FAQ)

●はじめに

■被害実態

 農作物の鳥害に関する全国的な統計は、自治体が実施して農水省植物防疫課がまとめている聞き取り調査によるものしかありません。これによると、水稲栽培面積の減少にともなってスズメとカモによる被害面積が減り、かわってカラスが鳥種の中でも最も被害面積が大きくなりましたが、ほかの鳥種と同様にここ20年間は減少傾向にあるようです(図1)。
 被害量で見ると(図2)、やはりカラスが最も多いのですが、平成12年度から減少傾向になり、平成17年度以降はほぼ一定になっていますのようです。ヒヨドリの被害は年次変動が大きいという特徴がみられます。被害金額もカラスが最も多いのですが、やはり平成13年度をピークに減少しているようです。

図1.農作物被害面積の推移

資料:農林水産生産局統計による
図2.農作物被害量の推移

資料:農林水産省生産局統計による
図3.農作物被害金額の推移

資料:農林水産省生産局統計による

■鳥害対策の難しさ

 鳥害対策というと、各種機器を用いて圃場から鳥を追い払おうとするイメージがありますが、なかなか効果があがりません。その理由はいろいろありますが、特に知っておいてほしいことを3つ挙げましょう。
1) 鳥は賢い−ちょっとした変化に警戒しますが、単なる脅しにはすぐに慣れてしまいます。
2)鳥はしつこい−おいしい農作物が実るようないい餌場には執着するため、防鳥機器に接する機会も多くなり、やはり防鳥機器に慣れてしまいます。
3)鳥は付和雷同−群れで生活し、安全かどうか、あるいは餌があるかどうかを他の鳥の様子から学習します。
 こうした手強さは、何もカラスだけのものではありません。ヒヨドリやスズメ、カモも十分に「賢い」のです。

 これらの特徴、特に1)と2)は哺乳類(獣害)にもほぼ共通し、こけおどしでは長く通じないのは同じです。大きな違いは、哺乳類なら柵やネットなどによる侵入阻止が現実的な被害防止策になりえますが、ごく小規模な圃場以外では鳥の侵入を防ぐことは非現実的だということです。やはり飛べることが鳥の最大の特徴であり、獣害に比べても鳥害対策が難しい理由です。
 飛ぶことのできる鳥は、地球上のあらゆる動物の中で移動速度がもっとも速く、行動範囲ももっとも広いのです。したがって、農家・圃場単位の防除対策だけでは被害がよそへ移るだけになります。全体的な被害軽減のためには市町村や都道府県単位での広域的な対策を計画的に行うことが大切なのです。


●農家・圃場単位の防除対策

■防鳥網

 防鳥網で作物を覆うので、もっとも確実な被害防止策です。大規模な露地栽培では実用的ではありませんが、小規模栽培や果樹栽培では基本技術と言えるでしょう。
 防除対象となる鳥の種類に合わせて網目の大きさを選ぶことと、すき間を作らないこと、網を作物から十分に離し、たるませないことが大切です。網目サイズは細かいほど小さい鳥にも入られませんが、風雪の影響を受けやすくなります。スズメ用には20mm目、ヒヨドリやムクドリには30mm目が一般的です。
 防鳥網は鳥害対策としては優れていますが、設置や撤収の手間がかかり、作業のじゃまになる等の問題があります。コストは、材質や設置方法によってかなり違います。

■物理的刺激を用いた防鳥機器

 強い音声など、物理的な刺激で鳥を追い払おうという機器です。テグス(釣り糸)のように鳥が飛びにくくなるようなものや、吹き流しのように奇異な物体に対する警戒心を利用したものもとりあえずここに含めます。

機器 コメント
爆音器 農地と住居が混在している日本ではプロパンガスによる比較的小音量のものが用いられているが、それでも騒音で苦情が来る。鳥の慣れも早い。
複合型爆音器 爆発音とともに板や旗が打ちあがって落ちてくるもの。商品名ラゾーミサイル、ドンピカなど。5万円程度と比較的高価だが、キジバトには比較的効果が高い。
シェルクラッカー 鉄砲から発射され、上空で炸裂する。小型ピストルタイプもある。海外ではよく使われているようであるが、日本での使用例は空港などに限られる。実弾による駆除と併用すると効果が高い。煙火・花火でも同様の効果がある。
テグス 圃場の上に鳥の飛行のじゃまになるように張ると、カラスのように大形でよく旋回する鳥や夜行性のカモなどにはある程度効果がある。ただし、ハトやスズメのような中小型の鳥には効果がない。果樹園では樹冠より高く張ることが大事。キラキラと光る透明テグスの方がよいという話もある。
防鳥テープ キラキラと光るテープを作物の上に張り巡らす。防雀テープともいう。見えにくいテグスと違って、鳥が当たっていやがるわけではなく、警戒して避けることを期待したもの。あまり効果は期待できないが、安価で気楽に使える。
吹き流し 長いポリマルチを用いたものは、夜行性のヒドリガモによる麦への食害対策に有効だったという報告がある。
磁力 我が国ではブームであるが、効果は疑問。海外の試験でも、ムクドリの巣箱に磁石をセットしても何の影響もないなど、否定的な結果が出ている。ヒヨドリを用いた試験でも効果はなかった。
その他 超音波やレーザー光線を用いる試みもあるが、理論的にも実用上も有効とは思われない。

■生物的刺激を用いた防鳥機器

 鳥の声や鳥の死体(模型含む)、目玉模様など、なんらかの生物的刺激やそれを模したものと考えられる刺激によって鳥を忌避させようという技術です。騒音などの問題は少ないのですが、生物的刺激だからといって慣れの問題が解決するわけではありません。

機器 コメント
ディストレスコール 鳥の悲鳴のことで、遭難声ともいう。市販の音声防鳥機器にもっともよく使われている。ねぐらからの追い払いには有効だが、農地ではすぐに慣れを生じることが多い。ディストレスコールをまねた合成音も用いられている。
目玉模様 昆虫の目玉模様を拡大、誇張した風船などが用いられているが、すぐに慣れを生じる。そもそも鳥が「目玉」とだまされて驚くのかどうかにも疑問がある。
マネキンやかかし 人に似ているほど効果が高いが、やはり慣れを生じる。動作を加えると効果が高まる。こまめに場所や向きを変えることも大事。キジバトに比較的有効。
鳥の死体(模型含む) カラスなどの鳥の死体をぶらさげるもので、昔から各地で行われている。鳥が仲間の死体を見て危険を察知するかどうかは不明。効果があるという人も多いが、やはり慣れを生じる。

■化学物質による摂食防止

 直播田のような広い面積で播種期に有効な対策としては忌避剤がもっとも期待されます。ただ、現在日本では鳥用忌避剤としては数種類しか農薬登録されておらず(表)、その効果も周辺状況などに左右されるのが実状です。
 忌避剤の試験では、室内実験では効果が見られても実際の圃場では安定した効果が得られないことがよくあります。また、効果は期待できても致死率が高く、日本の法体系では使用できるめどがない場合もあります。

現在農薬登録されている忌避剤

有効物質(一般名) 商品名 農薬登録対象、処理 備考
チウラム アンレス イネへのスズメ
イネ籾に浸漬処理
もともと殺菌剤。残効性が長く,鳥獣への毒性は低い。絶対的効果は期待できない。魚毒性が強い(C類)。フロアブル剤は種子処理作業中に薬剤が飛ばない。キヒゲンは旧名キヒゲンセット、キヒゲンR-2フロアブルは、旧製品キヒゲンディーフロアブル。
キヒゲン

ダイズ・エダマメへのハト、トウモロコシ・飼料用トウモロコシへのカラス・キジ・ハト

種子に粉衣処理

キヒゲンR-2フロアブル

豆類(種実・未成熟)へのハト・カラス、インゲンマメ・エンドウマメへのキジバト、ムギ類へのハト・キジ・スズメ、イネへのスズメ・ハト・キジバト・カラス・カワラヒワ、雑穀類へのスズメ・ハト・キジバト・キジ・ムクドリ・カラス、ヒマワリへのカラス・ムクドリ・ハト、トウモロコシ・飼料用トウモロコシへのカラス・キジ・ハト・キジバト・スズメ・ムクドリ、ソルガムへのハト・スズメ・キジバト・キジ・ムクドリ・カラス

種子に塗沫処理
イミノクタジン酢酸塩 ベフラン塗布剤3 さくらへのウソ
15倍希釈液を散布する

  *2008年7月調べ
  *適用鳥種、作物、使い方については、農薬のラベルをよく読んで正しく使用してください。


●地域単位の防除対策

■耕種的防除

 鳥害を受けにくい作物や作期を選ぶ、といった耕種的防除は昔から行われてきました。これだけで鳥害をなくすことはできませんが、他の技術を使う前提となる基礎技術として重要です。播種深度や水稲栽培における水深管理などは個々の農家が実施できますが、輪作や一斉播種といった作付け体系の見直しに代表される耕種的防除には地域単位で取り組むことが必要です。

■駆除・個体数管理

 狩猟や有害鳥獣駆除も重要な鳥害対策です。
 では、狩猟や駆除によって個体数を減らせるでしょうか。鳥の場合、個体数は毎年比較的安定しており、その上限は餌量に制限されていると考えられます。また、1回の繁殖で2〜10雛程度を育て、鳥によっては1年に何回か繁殖します。移動能力にも優れています。したがって、狩猟や駆除によって少々鳥を捕獲しても、餌量が変わらない限りは、繁殖や周辺からの移入によって個体数はすぐに回復してしまいます。もちろん、鳥の回復力を上回る捕獲を続ければ、個体数は減少します。特に肉がおいしい等の理由で狩猟圧の高い鳥や繁殖率の低い大型の鳥では、過去に過剰な捕獲圧によって個体数が激減した例が少なくありません。しかし、現在の主要な有害鳥については、捕獲によって個体数を減らすことは不可能か、もし可能であってもコストに見合わないでしょう。
 狩猟や駆除の意義は、むしろ鳥と人との緊張関係を維持することにあります。その結果、防鳥機器の効果を高めることもできます。例えば、同じ防除機材がキジバトでは有効なのにドバトには無効なことがあります。これは、キジバトが狩猟鳥なのに対し、ドバトは餌をもらったりして人に慣れているためと考えられます。野生の鳥が過剰に人に馴れたり依存したりするのは好ましくありません。農作物という鳥にとってのごちそうを作っている以上、それを利用しようとする鳥をある程度捕獲して人や農地を恐れさせるのは、人と鳥の共存にも必要でしょう。
 平成11年に鳥獣保護法が改正され、都道府県が「特定鳥獣保護管理計画」を策定できるようになりました。これは個体数や被害についての科学的なデータを元に、狩猟や駆除と生息地管理によって鳥獣の個体数を適正レベルに維持管理する新しい考え方です。即効的な鳥害防止効果は期待できませんが、広域的、長期的に被害を減らすためには必ず必要になってきます。ただ、上にも述べたように狩猟と駆除だけで鳥の個体数を減らすことは困難ですから、農作物やその残り物、生ゴミといった鳥の餌そのものを減らしたり、利用されないようにすることが大切です。

■その他の鳥害対策

 空港ではハヤブサなどの猛禽類を用いた鳥の追い払いも試みられています。慣れを生じることはなく、むしろ繰り返し猛禽類を飛ばすことでその地域には鳥が近づかなくなるようです。しかし、猛禽類を訓練して使いこなすには鷹匠の技術が必要で、農業現場での応用は難しいでしょう。
 鳥害抵抗性作物の育種も、ソルガムなど一部の作物で研究されている例がありますが、わが国ではほとんど取り組まれていません。需要を考えても実用性はありません。


●結論

 結論的には、鳥の慣れ(学習)を打破する追い払い法は現状では見当たりませんし、近い将来開発される見込みも少ないでしょう。そういう状況下で、次のようなことが大事です。

(1)防鳥機器に頼りすぎない
 鳥は新奇なものをとりあえず避けますので、どんな機器でも初めは「効果がある」ように思えます。しかし、実際に鳥に危害を加えるわけではないので、鳥はどんな機器にも早晩慣れてしまいます。また、鳥は広い範囲を動き回るので、「効果」の程度は周辺にある他の餌の量や防除策等によって大きく左右されてしまいます。農薬と違って、今のところ防鳥機器については公的な認定制度もありません。
 防鳥機器は、短期間で効果がなくなるものだと思って使いましょう。

(2)コスト計算をする
 どんな防鳥機器にも鳥は慣れてしまいますが、何もやらないよりは被害が減ります。大事なことは、コストに見合うかどうかです。被害状況や防除手段の効果、価格等についてできるかぎり数値で評価し、それを元に費用対効果を計算してその防除手段が導入に値するかどうか十分検討しましょう。
 配慮すべき項目を表にまとめました。ただし、資材導入の補助金等については配慮していません。

項目 単位 値の例 説明
(栽培条件、作物、被害に関する情報)
10a当たり収量 Kg 500 鳥害がない場合の予測収量.
単価 250 生産物の売価.
被害率 割合 0.2 何も鳥害対策をしていない場合のある時点での被害率.
相対減収率 割合 0.8 ある時点での被害率と最終減収率との関係.
減収率 割合 0.16 被害率×相対減収率.
被害額 20000 10a当たりの年間被害額.反収×単価×減収率.
(防鳥資材に関する情報)
機材単価 30000 機材1台当たりの購入費(負担額).
耐用年数 4
運用費単価 0 1年1台当たりの燃料費、メンテナンス・修理費、手間賃など.
機材必要数 組・台 2 10a当たりに必要な数.
機材費 15000 10a当たりの年間コスト.
機材の効果 割合 0.2 無対策の場合に比べて被害率をどれだけ減らせるか.
対策時被害額 4000 機材を導入した場合の予測被害額.無対策時の被害額×機材の効果.
対策総コスト 19000 機材費+対策時被害額.
(結論)
費用対効果 割合 1.05 被害額÷対策総コスト.1を上回れば対策導入の価値あり.
増益 1000 機材導入による10a当たりの増益分.プラスなら導入の価値あり.


(3)状況に応じた対策(圃場・農家レベル)
 大規模に商品作物を作っているのか、もっぱら自家消費用の小規模な圃場かでは自ずと対策が違います。万能薬はありません。大規模な場合には、どちらかというと耕種的手法を中心に、小規模な場合には物理的遮断(防鳥網)や個人的な創意工夫による追い払いを中心に考えましょう。

(4)駆除によって緊張関係を維持する
 被害が常態化している地域では、鳥と人との緊張関係が失われていることが多いようです。そうならないためには、正式に許可を取って銃器による有害鳥獣駆除も適切に実施しましょう。

(5)鳥害を完全に防ごうとはしない:補償制度でカバーを
 鳥は広域で移動するので、農家単位での被害対策(追い払い)と広域での被害軽減は両立しにくいものです。地域としてはたいした被害ではなくても、特定の農家が甚大な被害を被ることがあります。いたずらに防鳥機器にコストをかけるよりも、被害が集中したところに補償した方が安上がり、という発想も必要でしょう。ガン類やツル類といった大型の保護鳥渡来地では自治体が独自の補償制度を設ける例も出てきています。
 なお、共済制度については全国農業共済協会をご参照ください。

(6)地域に応じた農業(地域・自治体レベル)
 特定の鳥害が多発し、耕種的な工夫で防除できないなら、それはその地域に向かない作物という考え方も必要です。例えば、カルガモが多い河川沿いでは水稲の湛水直播は難しいようです。他の栽培方法や作物を探求します。

(7)個体数管理へ(地域・自治体レベル)
 有害鳥類の個体数や移動に関して、信頼できる全国的な資料はまったくありません。害虫の発生予察並みの体制が必要です。
 農業地域でのカラスやハトは、農作物によって個体数が高密度な状態にあります。地域レベルで長期的に被害を減らしていくには個体数調整が必要でしょう。ただ、駆除だけでは個体数は減らせません。鳥に餌を供給している作付け体系や農作物残さ放置といった大元から見直す必要があります。


●鳥についてのよくある誤解

誤解 本能的にいやがる刺激を使えば鳥は慣れない?
本当は タカやヘビに対する忌避反応はたぶん遺伝的ないしは本能的ですが、偽物はやがて見破ります。
誤解 鳥は人よりも目や耳がいい?
本当は ふつうの鳥は視覚も聴覚もせいぜい人と同程度です。ただし、多くの鳥は人には見えない近紫外線 (UV-A) を感知できます。
誤解 鳥が嫌う色がある?
本当は 鳥は色を識別できますが、「本能的に」嫌う色はありません。鳥によっては緑色っぽいものより赤いものを好むといったことはあります。しかし、緑色の餌がおいしいことがわかればちゃんとそれを学習します。
誤解 鳥は磁力で方位を決めているから、磁石で方向感覚を失う?
本当は ハトや小鳥などは地磁気で方位がわかります。しかし、地磁気が乱れても視覚や太陽コンパスが使えるかぎりは方向定位や行動には影響しません。
誤解 最近害鳥が多いのは山の環境が悪くなったせい?
本当は 農業害鳥はもともと里の鳥です。個体数や鳥害が増えているとすれば、むしろ農業そのものの変化が原因と考えられます。「山に実のなる木を植えれば鳥は畑から山へ帰ってくれる」ということはありません。山にも木の実を食べる鳥が増えるだけです。ただし、大雪の年などに山の鳥が里へ下りてくるといった現象はあります。
誤解 安価な防鳥機器なら年間コストは被害額より少ない?
本当は そういうこともあるでしょう。ただ、大事なことは、1)防鳥対策をしても被害はゼロにはならないので、そのときの被害額も算入することと、2)そもそもある対策をしたときの効果は周りの人・圃場での対策によって違ってしまうこと、です。
誤解 ホームセンターで買ってきた○○でも被害が減った?
本当は どんな防鳥対策でも、鳥にとっては「怪しい」ので、近くに何もやっていない圃場があれば、一時的にそちらへ行きます。周りが対策をたてたり時間がたてば戻ってきてしまうことも見越して評価しましょう。
誤解 鳥にはなわばりがあるから、うちの圃場で駆除すればしばらく大丈夫?
本当は たいていの害鳥は、皆さんのイメージするようななわばりを持たず、もっぱら群れで生活して広い範囲を飛び回っています。駆除で効果があるとすれば、鳥がその場所を危ないと学習したり、危険に敏感になるためです。もし全部駆除すれば、学習の機会がなくなり、「何も知らない」新しい個体がまたやってくるだけです。



●鳥種別の生態と防除の概要

利用上の注意

 「鳥種別の生態と防除の概要」を利用する際の注意事項を載せてあります。

鳥種 バージョン ファイルサイズ 写真 文責
カモ類 3.3 (2009/9/3) 394kb あり 吉田
ハト類 2.1 (2001/12/10) 167kb あり 藤岡
ヒヨドリ 2.1 (2001/12/10) 326kb あり 藤岡
スズメ 3.1 (2003/8/6) 101kb あり 山口
ムクドリ 3.2 (2005/3/11) 93kb あり 山口
カラス類 3.5 (2009/9/3) 364kb あり 吉田



●資料編(研修会資料等)

・鳥害研修配付用資料(pdfファイル 770kb)
・鳥害研修発表用資料(pdfファイル 3,042kb)
・害鳥図鑑(pdfファイル 2,150kb)
・鳥害痕跡図鑑(pdfファイル 3012kb)


・鳥害をふせぐにはまず相手を知ろう(pdf ファイル 53kb)

■他の研究機関等から発行・提供されている資料

資料名 発行・提供元 年月日 コメント
『自治体担当者のためのカラス対策マニュアル』 環境省自然保護局(リンクページ参照
同局ホームページでも公開
2001年10月 (財)日本野鳥の会が制作したA4版135ページの立派なもので、全国の自治体に配布されます。都市のカラス対策ですが、農業被害についても参考になる情報がいっぱいです。

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