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研究成果を農研機構研究報告に発表しました

2017.04.24 曲山幸生

 

食品害虫サイト運営グループのメンバーが実施した研究成果が、農研機構研究報告食品研究部門第1号に掲載されました。トラップに捕獲された害虫の計数方法と、つくば市屋外における貯穀害虫の生態に関する下記の二つの論文です。本文を自由に閲覧することができますので、一度ご覧いただければ幸いです。

トラップに捕獲された害虫の計数方法

【タイトル】
フェロモントラップに捕獲されたコクゾウムシのImageJを用いた半自動計数法の開発

【著者】
曲山幸生、今村太郎、古井聡、宮ノ下明大

【要約】
フェロモントラップに捕獲されたコクゾウムシに対して、画像解析技術を応用した半自動計数法を開発した。ImageJの粒子解析により抽出された粒子の面積を求め、それぞれの粒子に含まれる個体数をその面積から推定するという方法を採用した。計数を成功させるためには、半自動計数法に適したトラップを使用することが重要だと考えられる。この半自動計数法はコクゾウムシだけでなく他の貯穀害虫にも適用可能である。また、この半自動計数法を基にしたアプリケーションを開発し、スマートフォンやタブレットに搭載すれば、総合的病害虫管理の向上が期待できる。

農研機構研究報告食品研究部門、(1),9-17 より
農研機構研究報告食品研究部門、(1),9-17 より

つくば市屋外における貯穀害虫の生態

【タイトル】
茨城県つくば市の屋外でトラップに捕獲された貯穀害虫の記録(2015年11月~ 2016年10月)

【著者】
古井聡、宮ノ下明大、今村太郎、曲山幸生

【要約】
つくば市の屋外で捕獲される貯穀害虫の発生状況と消長を明らかにするため、2015年の11月から翌2016年の10月にかけてトラップ調査を引き続き行った。その結果、ノシメマダラメイガタバコシバンムシヒメマルカツオブシムシは4個のトラップで、それぞれ総計75個体、59個体、72個体が捕獲された。コクヌストモドキは過去2年間捕獲されなかったが、2016年度は総計15個体が捕獲された。

農研機構研究報告食品研究部門、(1),65-71 より
農研機構研究報告食品研究部門、(1),65-71 より
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更新日:2019年02月19日