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QⅡ-8 遺伝子組換え農作物は、どのような食品に加工されて販売されているのですか?

 現在、日本で食品としての安全性が確認され、販売が認められている遺伝子組換え農作物は8作物(ダイズ、トウモロコシ、バレイショ、ナタネ、ワタ、アルファルファ、テンサイ、パパイヤ)です。

 ダイズであれば、ダイズ油、醤油、豆腐、油揚げ、おから、納豆、豆乳、きな粉などの原材料となります。またこれらの加工食品がさらに利用されて、惣菜や菓子などの原材料となることもあります。 なお、油を搾った残りのダイズ粕などの多くは家畜の飼料として利用されています。

 トウモロコシは、コーン油、コーンスナック菓子、トウモロコシ缶詰、コーンフレーク、コーンスターチなどになります。 中でもコーンスターチはこれを素材として、糖類(果糖ブドウ糖液糖など)に加工されて清涼飲料水などに用いられており、二次加工、三次加工と広範囲に及ぶ加工食品の材料になっています。 また家畜用の飼料や工業用澱粉など、直接の食品以外にも利用されます。

 バレイショは植物防疫上の理由から、日本へは生のまま輸入されて流通することはありませんが、冷凍フライドポテトやマッシュポテト、バレイショ澱粉となって輸入され、 ポテトスナック菓子の原材料などにも利用されました。しかし現在は遺伝子組換えジャガイモの商業生産は行われておりません。

 ナタネや綿実は植物油に用いられます。なお、テンサイも、植物防疫上の理由から生では輸入できません。