<前の質問へ 次の質問へ>
QⅧ-14 『道路沿いで遺伝子組換えセイヨウナタネの生育が確認された』という報道があったと聞きましたが、その事実関係を教えてください。

 農林水産省、環境省および市民団体がナタネの輸入港周辺の道路沿いで遺伝子組換えセイヨウナタネが生育していることを確認しています。

 我が国は、セイヨウナタネを食用油の原料として、主にカナダから輸入しています。カナダではセイヨウナタネ栽培面積の9割(2012年)が遺伝子組換えセイヨウナタネであることから、日本にも大量の遺伝子組換えセイヨウナタネが輸入されていると考えられています。 この輸入された遺伝子組換えセイヨウナタネが、輸送中にこぼれ落ちて環境中に逸出し、生育したものであると考えられました。

 輸入されている遺伝子組換えセイヨウナタネは、栽培を目的としないものの、何らかの原因で環境中に逸出することを想定して環境への影響を評価し、その安全性を確認してきました。この調査において、生育が確認された遺伝子組換えセイヨウナタネも、このような安全性の確認を受けている系統に属するものでした。

 その後、実施している遺伝子組換え植物の実態調査においても、輸入港周辺において生育が確認されている遺伝子組換えセイヨウナタネは、カルタヘナ法、食品衛生法および飼料安全法において安全性の確認を受けている系統に属するものです。

 数ヵ年続けて遺伝子組換えセイヨウナタネの生育が確認された港の周辺地域であっても、遺伝子組換えセイヨウナタネが生育していた場所は毎年異なっており、同じ場所で継続して見つかることはありませんでした。

参考; 原材料用輸入セイヨウナタネのこぼれ落ち実態調査について (農林水産省のプレスリリース)
遺伝子組換え植物実態調査(農林水産省のサイトへ)